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RAM ディスクの可能性を広げる Texas Memory Systems の新技術Texas Memory Systems (TMS) は17日、RAM ディスクをシャットダウンや停電後に使用再開する際、データへのアクセスが可能になるまでの待ち時間を大幅に減らす新技術『Instant-On Input-Output』(IO2) で特許を取得したことを発表した。同技術により、半導体ディスク (SSD) 技術の魅力が大きく高まりそうだ。
IO2 を利用すれば、RAM ディスク上のデータに、電源投入直後からアクセスできるようになる。従来は、たとえば容量が500GB の場合、電源投入後、RAM ディスク上のデータにアクセス可能になるまでに、最大で2時間ほど待たされることもあった。 TMS のセールス エンジニア Jamon Bowen 氏は取材に対し、「そういったダウンタイムは、メンテナンス作業の一環か、停電に起因するかに関係なく、常に懸案事項だった」と語った。別の利点として、同技術は、現時点では待ち時間の問題のせいで容量が抑制されている RAM ディスクに、大容量化の道を開く。 Bowen 氏は、次のように述べた。「これまでは待ち時間のせいで、RAM ディスクの容量を増加させにくかったが、われわれは現在、容量のより大きな新しいシステムの構築を検討している」 TMS は1970年代後半から SSD を製造しており、フラッシュメモリ ディスクの開発も1年ほど前から始めている。同社は現在、IO2 をライセンス供与する計画を持っていないが、Bowen 氏は、その可能性を否定もしなかった。 SSD は、非常に大量のデータ処理を行なう企業向けアプリケーションの高速化や同時に利用できるユーザー数の拡大を、サーバーの追加、ストレージの RAID 化、データベースの変更といった作業なしで実現するのに使われている。 市場調査会社 IDC が2007年7月に発表した調査報告によると、2006年に3億7300万ドルだった SSD の売上は、そのパフォーマンスやモバイル機器用のストレージとして適していることから大きく伸び、2011年までには54億ドルまで増加する見通しだという。 RAM およびフラッシュメモリ ベースの SSD は、磁気メディアと比べて高コストなため企業への普及が進まなかったが、名前は浸透し始めている。だが、フラッシュメモリ ベースのソリューションが1GB あたり150ドル前後なのに対し、RAM ベースのソリューションは一般に割高で、1GB あたり700ドル前後にもなる。 関連記事
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