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オープンソース コミュニティとの協力を強化する Microsoftかつては、オープンソースが Microsoft の体現するあらゆるものの対極に立っていた時期があった。しかし近ごろは、もはやそうでもないらしい。
Microsoft のプラットフォーム戦略担当ディレクタ Sam Ramji 氏は、オレゴン州ポートランドで開かれたオープンソースの総合カンファレンス『O'Reilly Open Source Convention』(OSCON) の演壇にのぼり、多くの新しいオープンソース プロジェクトを発表するとともに、Microsoft の協力を約束した。 最大のニュースは、オープンソース コミュニティの Apache ソフトウェア財団 (ASF) に、Microsoft がプラチナスポンサーとして参加することだ。 Ramji 氏は次のように語った。「このことは、Microsoft にとって新たな章の始まりだと考えている。これは重要なできごとだ。Apache のやり方を支持するということなのだから」 ASF は、多くの重要オープンソース プロジェクトを展開している。自らの組織名を冠した『Apache HTTP Server』もその1つだ。これは、Microsoft の Web サーバー ソリューション『Internet Information Services』(IIS) と競合関係にある。 ASF はそのほか、Web サービス フレームワーク『Apache Axis2』も開発している。こちらはすでに、Microsoft の Web サービス スタックと相互運用が可能になっている。 また Ramji 氏は、Microsoft が『Apache POI』プロジェクトにも協力していることにも言及した。このプロジェクトでは、『Microsoft OLE 2 複合ドキュメント』形式に基づくさまざまなファイル形式を、Java のみを用いて取り扱うための API を開発している。ほとんどの『Microsoft Office』ファイル形式が同プロジェクトの対象となっているが、業界標準としての承認を得るために Microsoft が大々的なキャンペーンを展開している最新の『Office Open XML』(OOXML) 形式は含まれていない。 スポンサーとして ASF に参加することに加えて、Ramji 氏は『Microsoft Open Specification Promise』(OSP) プログラムに150のプロトコルを追加することも明らかにした。OSP とは、Microsoft が所有する特許の仕様を、特許権を主張することなくサードパーティの開発者に提供するプログラムだ。 Ramji 氏は、Microsoft にとっては初となる、GPL ライセンスの下で開発が行なわれているプロジェクトへの貢献も発表した。すなわち、『PHP』向けデータベース抽象化レイヤー『ADOdb』のパッチだ。 Microsoft は、PHP の開発を支援している Zend Technologies との契約に基づき、しばらく以前から PHP コミュニティに協力している。 全体として、Ramji 氏は OSCON の参加者たちの好意を得ようと最善を尽くしていた。Mozilla Foundation の『Firefox』T シャツまで着て、オープンソース コミュニティと率直かつ誠実に協力していきたいと聴衆に語りかけたのだ。これは、Ramji 氏がここしばらく訴え続けているメッセージだ。 関連記事
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