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『NFS』の大幅改訂でストレージ界が変わる?『Network File System』(NFS) プロトコルの大規模な改訂作業が進行中だ。それは10数年ぶりの大幅改訂といえる内容で、その結果はエンドユーザーにとって深い意味を持つかもしれない。
『NFS 4.1』の開発は、ストレージ業界からベテラン勢が集結して行なわれており、パフォーマンスおよびセキュリティに関して、とりわけ企業のデータセンター用途にふさわしい新たな力をもたらすことを目指している。 NFS は元々、LAN 経由でホームディレクトリにリモートアクセスしたり、ディスクレスのワークステーションやサーバーを実現する上での問題を解決するために生まれた技術だ。現在は、『Linux』を用いたコンピューティング クラスタをはじめ、マルチコア プロセッサ、ブレードといった形態の比較的安価な高性能コンピューティング環境が登場したことから、より高性能なファイルアクセス需要が急速に高まっている。1984年当時のスピードに合わせて設計されたプロトコルがうまく対処できないとしても、それは仕方のない話だ。 NetApp の上級テクニカル ディレクタ Mike Eisler 氏は、次のように述べた。「NFS は、『Lustre』および『GPFS』のようなクラスタ ファイルシステムや、『Google GFS』のような Web 2.0 時代の技術プロバイダが生みだしたカスタム ファイルシステムからプレッシャーを受けている」 NFS 4.1 では、わかりやすい設計、エラー回復の単純化、ファイルアクセスにあたってトランスポート プロトコルや OS に依存しないことといった従来の特徴をすべて受け継ぐ。ただしこれまでの NFS とは異なり、ファイル ロック機構の統合、セキュリティの強化、広帯域ネットワークのデータ共有アプリケーションにおいてクライアント性能を高めるための委託機能の搭載などが行なわれている。 『pNFS』は、NFS 4.1 の重要機能の1つだ。pNFS の p はパラレルの意味で、pNFS は NFS 経由でアクセスできるファイルシステムにパラレル I/O を提供する。これによりストレージ管理者は、単一ファイルを複数の NFS サーバーにストライピングするといったことが可能になる。これは、複数のディスクドライブを並行に利用して性能を得る『RAID 0』と同等だ。pNFS は、その概念を取り入れた上で拡張し、ネットワーク経由で複数のストレージ機器が NFS クライアントと接続する環境をもたらす。
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