japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2008年8月18日 09:00

『USB 3.0』、また一歩実現に近付く

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Intel は13日、『Extensible Host Controller Interface』(xHCI) ドラフト仕様の Rev. 0.9 を公開した。同仕様がサポートする『USB 3.0』をまた一歩実現に近付けるこのニュースは、サンフランシスコで19日に開幕する『Intel Developer Forum』(IDF) を直前に控えての発表となった。

USB 3.0 は2007年の IDF で初めて発表されたアーキテクチャで、2008年中の完成を目指し作業が進んでいる。市場に製品が登場するのは2009年の予定だ。USB 3.0 の主な改良点は、通信速度が現行の10倍の最大4.8Gbps または600MB/s になることだ。

その速さから『SuperSpeed USB』の異名を持つ USB 3.0 は、現在のハードディスク ドライブに使用されている SATA (シリアル ATA) コントローラより高速となる。これは市場に大きな影響を及ぼす可能性がある、と Gartner のアナリスト Steve Kleynhans 氏は指摘する。同氏によれば、現行の『USB 2.0』もその速度によって安価で量産型の外部ストレージを市場にもたらしたという。

「USB 2.0 は、あらゆる種類の外部ストレージを可能にした。それ以前は外付けの光学ドライブが必要な場合、プロプライエタリか SCSI のコネクタを使わねばならず、しかもそれは安価ではなかった」と、Kleynhans 氏は取材に対して述べた。

USB 2.0 は、デジタルカメラやビデオカメラの使用を可能にした。それまで、デジタル機器をパソコンに接続して画像や映像を取り出すことは、少なくとも高速では不可能だった。従って、USB 3.0 でも何が実現するかわからないとして、Kleynhans 氏は次のように述べた。

「このように飛躍的に性能が向上する場合の常として、それまで誰も思いつかなかったようなアプリケーションにもチャンスが開かれる。重要なのは、USB 3.0 がイーサネットより高速だという点だ。そのため USB 3.0 が突如として、内蔵ドライブを上回るほどでないにしろ、それと同等の転送速度を外付けドライブで実現する非常に実用性の高い接続手段として浮上することになる」

Kleynhans 氏によると、高速 USB 3.0 ポートは SATA を脅かす存在にはならないが、『IEEE 1394』(別名『FireWire』) を過去のものにする可能性はあるという。同規格もまたスピード競争に取り残されまいとしており、米国電気電子技術者協会 (IEEE) は7月29日に新しい『IEEE 1394-2008』規格の承認を発表したばかりだ。同規格は最大3.2Gbps の転送速度を提供する。

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.