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『USB 3.0』、また一歩実現に近付くIntel は13日、『Extensible Host Controller Interface』(xHCI) ドラフト仕様の Rev. 0.9 を公開した。同仕様がサポートする『USB 3.0』をまた一歩実現に近付けるこのニュースは、サンフランシスコで19日に開幕する『Intel Developer Forum』(IDF) を直前に控えての発表となった。
USB 3.0 は2007年の IDF で初めて発表されたアーキテクチャで、2008年中の完成を目指し作業が進んでいる。市場に製品が登場するのは2009年の予定だ。USB 3.0 の主な改良点は、通信速度が現行の10倍の最大4.8Gbps または600MB/s になることだ。 その速さから『SuperSpeed USB』の異名を持つ USB 3.0 は、現在のハードディスク ドライブに使用されている SATA (シリアル ATA) コントローラより高速となる。これは市場に大きな影響を及ぼす可能性がある、と Gartner のアナリスト Steve Kleynhans 氏は指摘する。同氏によれば、現行の『USB 2.0』もその速度によって安価で量産型の外部ストレージを市場にもたらしたという。 「USB 2.0 は、あらゆる種類の外部ストレージを可能にした。それ以前は外付けの光学ドライブが必要な場合、プロプライエタリか SCSI のコネクタを使わねばならず、しかもそれは安価ではなかった」と、Kleynhans 氏は取材に対して述べた。 USB 2.0 は、デジタルカメラやビデオカメラの使用を可能にした。それまで、デジタル機器をパソコンに接続して画像や映像を取り出すことは、少なくとも高速では不可能だった。従って、USB 3.0 でも何が実現するかわからないとして、Kleynhans 氏は次のように述べた。 「このように飛躍的に性能が向上する場合の常として、それまで誰も思いつかなかったようなアプリケーションにもチャンスが開かれる。重要なのは、USB 3.0 がイーサネットより高速だという点だ。そのため USB 3.0 が突如として、内蔵ドライブを上回るほどでないにしろ、それと同等の転送速度を外付けドライブで実現する非常に実用性の高い接続手段として浮上することになる」 Kleynhans 氏によると、高速 USB 3.0 ポートは SATA を脅かす存在にはならないが、『IEEE 1394』(別名『FireWire』) を過去のものにする可能性はあるという。同規格もまたスピード競争に取り残されまいとしており、米国電気電子技術者協会 (IEEE) は7月29日に新しい『IEEE 1394-2008』規格の承認を発表したばかりだ。同規格は最大3.2Gbps の転送速度を提供する。 関連記事
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