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2008年8月18日 09:00

VMware、ハイパーバイザ『ESXi』最新版の障害で大きな試練

著者Richard Adhikariオリジナル版を読む海外海外発
物事には、しばらく様子を見た方がいい時もある。仮想化ソフトウェア最大手 VMware が7月末にリリースし、大々的に宣伝していた最新版ハイパーバイザ『ESX 3.5 Update 2』および無料版『ESXi 3.5 Update 2』の場合が、まさにそれだ。

8月12日午前零時、両製品に不具合が発生した。ハイパーバイザ内にある一部の不良コードにより、製品の有効期限が切れてしまったためだ。これにより、一度終了した仮想マシンは、この期限を過ぎてから起動できなくなってしまった。また、『VMotion』を使用して仮想マシンを別のホストに移行することさえできない事態に陥ってしまった。

7月に新 CEO に就任した Paul Maritz 氏は、この問題が発覚してから12時間と経たないうちに公開文書で謝罪し、このような事態が二度と起きないことを約束した。また、VMware は顧客に対して通知を行ない、障害のある製品を同社 Web サイトから削除した上で、問題を修正した新しいバージョンを公開している。

VMware は12万社を超える顧客と約1万8000社に及ぶパートナー企業を擁しており、この問題が影響を及ぼす範囲は、文字通り大きなものだ。Maritz 氏は、同社経営陣による公式 Blog『The Console』に掲載した公開文書の中で、VMware が「こうした問題が二度と起きないように全力を尽くし」ており、そのプロセスの見直しも進めていると述べている。

VMware は取材に対して Eメールで回答を寄せ、「ESX/ESXi 3.5 Update 2 製品のすべてを再リリースした」ことを顧客に通知したと説明している。また、再リリースした製品と緊急修正プログラムをダウンロードできる Web サイトについても言及している。

だが、VMware の対応が十分に速やかではなかったと見る向きもあり、今回の過失により一部のパートナー企業には不信感が広がっている。最大の衝撃は、この問題そのものではなく、品質と信頼性で高く評価されていた企業の製品に問題が生じたことにある。

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