japan.internet.com
テクノロジー2008年9月3日 12:50
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

Web ブラウザ『Google Chrome』の革新的な機能

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20080903/10.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
Google が同社の新しい Web ブラウザ『Google Chrome』で目指すところはいたってシンプルだ。Web 体験を加速させ、ひいては Google により多くの利益をもたらす ―― これに尽きる。

Google は2日、速度、セキュリティ、使いやすさの向上をうたった Google Chrome のベータ版を公開した。カリフォルニア州マウンテンビューにある本社 Googleplex から行なった報道関係者との電話会見および Web 会議において、Google は技術者を次々と登場させ、Chrome が Web ユーザーにとってどう新しいのか説明を行なった。

Google の製品管理担当バイスプレジデント Sundar Pichai 氏は、次のように述べた。「Chrome [クロム:めっきに用いられる金属。見かけは派手だが、システムの向上にはほとんど役に立たない機能の意味もある] というのは、当社の製品としては少々皮肉な名前だ。ブラウザは人々が好きなアプリケーションを利用するためのツールにすぎず、ブラウザの存在を大きくしてはならないと当社は考えている。なぜブラウザを利用しているのか、人々が忘れるくらいにしたかった」

これを実現するため、Google は従来的なブラウザのアドレスバーと検索ボックスを組み合わせた「Omnibox」を Chrome に導入した。これにより、同ブラウザではアドレスバーから直接検索を行なうことができる。以前 Mozilla Foundation で Web ブラウザ『Firefox』の主任エンジニアを務め、2005年1月に Google へ移籍した Ben Goodger 氏は、これまでアドレスバーと検索ボックスの両方が存在していたことがユーザーを混乱させてきたと説明している。

Firefox において重要な技術革新だったタブ機能は、Chrome では画面の一番上にタブを配置することで一層の進化を果たした。Goodger 氏によると、Google はタブを Web ページやアプリケーションのタイトルバーのようなものと考えているという。タブを画面の一番上に配置することで、重要性や使いやすさが向上する。新しいタブページを開くと、空白の画面ではなく、ユーザーがよく閲覧するページや、最近使った検索エンジンの検索ボックスが表示される。Chrome は他の検索エンジンも差別なく扱うため、ユーザーは好きな検索エンジンを選んで使うことができる。

Goodger 氏が説明したもう1つの重要機能は、「Incognito」という Chrome のプライバシ モードだ。ユーザーのコンピュータに閲覧記録を残さないためのもので、このモードでウィンドウを開くと閲覧したサイトは履歴に残らず、クッキーも保存されない。

また Chrome は、ブラウザから Web アプリケーションをより使いやすくするための機能「App View」を備えている。同機能は Web アプリを利用する際、ナビゲーション ボタンを省いた簡略版のブラウザ ウィンドウを開くというもので、Firefox で同様のアプローチを提供している Mozilla Foundation の『Prism』プロジェクトに似ている。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.