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仮想化技術に全力投球の Microsoft仮想化技術を推進する Microsoft は、今週改めて仮想化最大手の VMware に挑戦する用意が整いつつあることを示した。同社は8日に開催したイベント『Get Virtual Now』の席上で、『Microsoft Hyper-V Server 2008』を無償化して提供すると発表した。さらに同社は、数週間内に別の重要な仮想化コンポーネントもリリースする。
同社によると、30日以内に Hyper-V Server 2008 の無償提供を開始し、同じく30日以内に『System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) 2008』をリリースするという。SCVMM 2008 は、企業の仮想化インフラの構成、配備、集中管理を Microsoft と VMware のソリューションの連携によって行なうものだ。 今回のイベントは、来週にユーザー カンファレンス『VMworld 2008』の開催を控えている VMware の出鼻をくじく格好となった。来週は VMware が注目を浴びることになるだろうが、今回のイベントで Microsoft が製品の最新情報を披露したほか、多数の重要なパートナー企業や顧客企業を取り上げたことは、本気で仮想化市場に切り込もうという同社の姿勢を強く示すものといえる。 さらにこのイベントは、Microsoft がこの分野における事業展開のために、短期間で社内をまとめることに成功したことを示すものでもある。こうした兆候は、同社が今年に入って予定よりも早く Hyper-V Server を発売したことからも伺えていた。 Hyper-V Server 2008 と SCVMM 2008 は、物理的リソースと仮想リソースの集中管理を実現する管理スイート『Microsoft System Center』の一部をなす製品だ。今回 Microsoft は、両製品の最新情報を発表したほか、『Windows Server 2008 R2』のライブ マイグレーション機能についてもデモンストレーションを実施した。 ライブ マイグレーション機能は、稼働状態を維持したまま物理サーバー間で仮想マシンを移動できるもので、Microsoft が追い上げようとしている技術分野の1つだ。VMware は、2004年からライブ マイグレーション機能を提供しているほか、オープンソース ハイパーバイザ『Xen』の XenSource (Citrix 傘下) も昨年に対応済みだ。現在の Hyper-V Server は同機能に対応していないが、Microsoft によると、次期 Hyper-V Server では対応するという。 同社はさらに、アプリケーション運用管理支援ツールパック『Microsoft Desktop Optimization Pack 2008 R2』を数週間以内に正式リリースすることも明らかにした。同パックには、『Windows Vista』を配備した環境でアプリケーション仮想化を実現する『Microsoft Application Virtualization 4.5』も含まれる。 関連記事 関連テーマ
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