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2009年11月7日
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任天堂が、大画面の「ニンテンドーDSi LL」を発表。欲しいと思いますか?
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Webテクノロジー2008年9月12日 11:00

遊びで終わらない!「携帯ゲーム機」が先生になる時代へ

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今やゲームは生活の一部となっている。特に携帯ゲーム機は、もっとも身近なハイテク技術のひとつだ。ニンテンドー DS やプレイステーションポータブル(PSP)などの携帯ゲーム機は、どこにでもゲームを楽しむことができるなど多くの人に人気を得ているだけでなく、ゲームだけでなく音楽や動画の再生※なども可能となっている。
※ニンテンドー DS はサードパーティー製の周辺機器が必要

さらに、最近は学習用ソフトも数多く登場しており、学校の教材として携帯ゲーム機を利用している小学校もあるほどだ。 

どうなる学校「DS で授業」検証中 - 東京新聞(Tokyo Web)

そこで今回は、携帯ゲーム機の歴史やその技術をみてみよう。 

■携帯ゲーム機の歴史とその技術

携帯ゲーム機は、いつ誕生したのだろうか。

日本の携帯ゲーム機を二分する任天堂「ニンテンドー DS」とソニーの「プレイステーションポータブル(PSP)」を中心にゲーム機の歴史と、その技術をみてみよう。

●世界初の携帯ゲーム機は?
世界初の携帯ゲーム機には諸説あるが、マテルが1978年に米国で発売した「Mattel Auto Race」が世界初の携帯ゲーム機とされている。同社は翌年「Mattel Football」を発売するとヒット商品となり、他社からも携帯ゲーム機が多数発売された。日本でもいくつもの携帯ゲーム機が登場している。

●カートリッジを採用した「ゲームボーイ」
日本で最初にブレークした携帯ゲーム機といえば、「ゲーム&ウオッチ」だ。「ゲーム&ウオッチ」は任天堂が1980年に発売を開始したモノクロ液晶を搭載するポケットサイズの携帯ゲーム機。当時の小学生の間で爆発的なヒット商品となった。ゲームの ROM は、本体に内蔵されていたので、複数のゲームを遊ぶには複数の「ゲーム&ウオッチ」本体を揃える必要があった。

1989年になると任天堂はゲームソフトを専用 ROM カートリッジで交換できる「ゲームボーイ」を発売し、携帯ゲーム機市場を開拓していった※。
※ROM カートリッジを使用する携帯ゲーム機としては、1985年エポックから「ゲームポケコン」が発売されている。

他社も「ゲームボーイ」のヒットをただみていたわけはない。セガは1990年に「ゲームギア」、NEC ホームエレクトロニクスも「PC エンジン GT」といった携帯ゲーム機を発売している。どちらもカラー液晶を搭載し性能面では「ゲームボーイ」に勝っていたが、価格が安くやバッテリー持ちが良い「ゲームボーイ」の牙城を崩すまでには至らなかった。

その後、「ゲームボーイポケット」「ゲームボーイライト」といった互換ハードを経て、カラー液晶の「ゲームボーイカラー」「ゲームボーイアドバンス」「ゲームボーイアドバンス SP」を相次いで発売し、携帯ゲーム機市場に確固たる地位を築いた。

●タッチ式のニンテンドー DS が誕生
「ニンテンドー DS」は2004年12月2日、日本市場へ投入されたカラー液晶の携帯ゲーム機だ。ゲームなどのソフトは専用 ROM カートリッジで提供され、ゲームボーイアドバンス用のゲームカートリッジも使用できるスロットが備えられている。

最大の特徴は2つの液晶画面とタッチパネルを採用した点で、特にタッチペンによる直感的な入力インターフェイスは当時の携帯ゲーム機の常識を覆したといっても過言ではないであろう。ここで少しニンテンドー DS をよりよく知るためにもっとも特徴的な技術であるタッチパネルの構造を簡単に説明しておこう。

タッチパネルにはいくつかの種類が存在するが、ニンテンドー DS は薄膜方式のタッチパネルを採用している。薄膜方式のタッチパネルでは、ガラス面の表面に少しだけすき間を空けて透明なフィルムが貼り付けられている。ペンがこのフィルムに触れると、圧力によりフィルムがたわんでガラス面の電極と接触し、電気が流れる仕組みだ。これを検出することで、画面のどこをタッチしたかがわかるというわけだ。

話を再び「ニンテンドー DS」に戻そう。2006年3月2日、任天堂は「ニンテンドー DS」よりもひとまり小さく4段階に画面の明るさを調整できる「ニンテンドー DS Lite」を発売する。外観こそ変わったが、基本的なハードウェアの仕様は現在も変わらないのだから驚きだ。

ちなみに「DS」という名前は「Double Screen(2つの画面)」の略称とされているが、任天堂の幹部の発言から「Dual Screen」「Developer System」の意味もあるとされている。

●ソニーから高解像度をセールスポイントにした「PSP」が誕生
ニンテンドー DS の事実上のライバルといえるのが、2004年12月12日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が発売した「PSP-1000(初代 PSP)」だ。画面は4.3インチのカラー液晶(モバイル ASV 液晶)で、解像度は480×272ピクセル(画面比16対9)、1,677万色の同時発色が可能となっている。メモリースティック Duo に対応し、音楽や動画も再生することができる。さらに、ゲームソフトは「UMD」と呼ばれる光ディスクで提供される。

ここで UMD の技術について簡単に説明しておこう。

UMD は「ユニバーサルメディアディスク(UMD)」の略称で、ソニーグループが開発した光ディスクの規格だ。直径が6cm のポリカーボネイト製のディスクをカートリッジに収めたもので、片面2層で1.8Gバイトの記憶容量を持っている。厚さは CD や DVD のおよそ半分の0.6mm。中央の0.3mm の部分が記憶層となっている。

ディスクの読み取りには PSP 本体に内蔵された波長が660nm の赤色レーザーで読み取っている。記録方式には、PSP のソフトウェアを記録した「PSP Game」と、ATRAC3plus 形式の音声を記録した「UMD Audio」、MPEG-4 AVC 形式の動画を記録した「UMD Video」などがある。

ちなみに「PSP」の名前の由来は家庭用ゲーム機「プレイステーション」を小型化(ポータブル)にしたという意味あいが込められている。

そんな「PSP」は2007年9月20日に新型の「PSP-2000」が発売されていおる。「PSP-2000」はテレビ出力などの機能強化と薄型、軽量を図ったのに加え、「PSP-1000」で不評だった UMB からのロード時間の短縮、USB ケーブルからの充電、ワンセグチューナーなどが発売された。

なお、2008年10月16日には、軽量、薄型化した「PSP-2000」の機能を踏襲しさらなる高画質化を実現した「PSP-3000」を発売する予定だ。

●マジコン訴訟
携帯ゲーム機の歴史を語るうえで欠かせない話題といえば、メディアで騒がれている「マジコン訴訟」だ。もともとマジコンは自作のアプリケーションを動作させるために登場したアイテムのひとつだが、市販のアプリケーションを動かせる機能があったことから、インターネット上の違法サイトから不正にコピーされたアプリケーションソフトを入手するユーザーが増えた。

そこで任天堂はニンテンドー DS 向けにソフトを供給しているメーカー54社と共同で、海外からマジコンを輸入・販売している会社を相手取り、不正競争防止法に基づいて東京地方裁判所に提訴した。

任天堂とソフトメーカー54社、マジコン業者5社を提訴へ - インサイド

マジコンは大手家電量販店や PC ショップ、通信販売でも入手できることから、ゲーム業界のみならず各界からその動向が注目されている。

■意外なものに利用!携帯ゲーム機の応用例
携帯ゲーム機はゲーム以外の用途として音楽や動画を見られるだけでなく、ポータブルテレビや学習などにも利用されている。今回は最近とくに面白く役立ちそうな携帯ゲーム機の使い方を2つばかり紹介しよう。

●ゲーム感覚で顔の表情を豊かに―ニンテンドーDS
ニンテンドー DS の「フェイスニングで表情豊かに印象アップ 大人の DS 顔トレーニング」は、表情筋をトレーニングするためのソフトだ。顔の筋肉が固くなると、自然な笑顔などが作れなくなり、コミニュケーションなどに弊害がでる。

同ソフトでは、付属のカメラで自分の表情を確認しながら表情筋を鍛えることができる。また表情筋を鍛えことで、肌にはりやツヤがよみがえる美容効果なども期待されている。

●ゲームから学習教材へ―ニンテンドー DS/PSP
これまで勉強の邪魔もの扱いにされていたゲーム機は今や勉強を支援する道具となっている。一例をあげると、ニンテンドー DSの「英語が苦手な大人の DS トレーニング えいご漬け」では、英語をヒヤリングしてそのスペルを書かせる問題が出題される。PSP で外国語を学べる「トークマン」は同梱の音声入力用マイクロホンにより、話者の発音をチェックしてくれる。

教育現場でも新しい展開がある。冒頭で紹介した千葉の小学校のほかにも、進研ゼミでお馴染みのベネッセは中学生向け学習の教材としてニンテンドー DS のソフトの提供を開始している。

ベネッセの中学生向けニンテンドー DS 教材 中学教科書の「ここ重要!」を身につけよう - ベネッセ

ネットエイジアリサーチによるシニアマーケティング調査によると、およそ3人に1人はニンテンドー DS か PSP のいずれかを所有しており、頭のトレーニングなどに利用している。

《シニアマーケティング》ゲーム機に関する実態調査 - リサーチTV

どこでもゲームを楽しむために開発された携帯ゲーム機は、もはやゲームで遊ぶだけの機械にとどまらないマルチマシンとなっったといってもよいであろう。

参考:
携帯型ゲーム - ウィキペディアによる解説
ゲームボーイ - ウィキペディアによる解説
ニンテンドーDS - ウィキペディアによる解説
プレイステーション・ポータブル - ウィキペディアによる解説
マジコン - ウィキペディアによる解説
PlayStation.com 
ソニーエンターテイメント
任天堂

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