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リアルタイム脅威情報共有技術「Artemis」を発表、McAfeeMcAfee は2008年9月8日、コンピュータをウイルス、ワーム、トロイの木馬などの不正プログラムから防護する新たな技術を発表した。
「McAfee Artemis Technology(Artemis)」と呼ばれるこのテクノロジは、McAfee Avert Labs が提供する新しいインターネットベースのサービスを使い、コンピュータに悪性コードが進入した場合すぐに積極的な防護を行う。 「Artemis(アルテミス)」はギリシア神話に登場する女神の名として知られており、神話ではゼウスの娘でアポロンの双子の妹。野獣や家畜の保護神や多産・子供の守護神とされている。 「McAfee Artemis Technology」は、同技術を実装している製品で防護されているコンピュータで疑わしいファイルが検出された場合、リアルタイムでサーバーに接続し、そのファイルが悪質かどうか特定する。この確認は、数秒で行われる。これにより、従来の定期的なアップデートに加えて、攻撃の発生時からコンピュータユーザーを守ることができる。 この技術は、McAfee の研究者が持つセキュリティノウハウ、ハニーポット、McAfee 製品を利用する数千万台のシステムからのリアルタイム情報など、同社の「Community Threat Intelligence」を生かした保護を実現する。 同社は、「Artemis」の長所について、脅威の発生から防護までの間隔を数時間あるいは数日から数秒に短縮することができ、リアルタイムで防護を実現するダイナミックなインターネットサービス、としている。 「Artemis」は中小企業向けの「McAfee Total Protection Service」で提供され、9月末には「McAfee VirusScan Enterprise」、個人ユーザー製品でも提供される予定。同社の個人向け製品のユーザーでは「Active Protection」と呼ばれている「Artemis」は、個人製品利用者には無料で提供される予定。 他のセキュリティソフトメーカー各社も、リアルタイム脅威対策技術を積極的に製品に取り込んでいる。Symantec の個人向けセキュリティソフトであるノートン製品は「ノートン インターネットセキュリティ 2009」でパルスアップデートと呼ばれるリアルタイム技術を採用。同技術により、5分から15分ごとに保護情報を更新し、リアルタイムで保護を実現する。 他方、F-Secure も「F-Secure Internet Security 2009」で世界の脅威情報をリアルタイムで共有する「DeepGuard 2.0」を採用した。世界中で発見された脅威の情報をクライアントにインストールされたソフトウェアが自動で取得し、常に新たな脅威を把握した保護を提供する。 各社とも、未知の脅威から PC 保護を図り、ゼロデイ攻撃からの情報保護を目指しての新技術採用でも鎬を削っているようだ。 関連記事
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