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NXP、欧州全域にわたる緊急通報システム「eCall」を全面的にサポートNXP Semiconductors は、2008年9月17日、欧州委員会の情報社会およびメディア担当委員である Viviane Reding 氏と NXP のオートモーティブ&アイデンティフィケーション担当上席副社長の Marc de Jong 氏が、「eCall」に関する覚書に署名したことを発表した。
この署名により、今後 NXP は欧州全域にわたる緊急通報システム「eCall」を全面的にサポートすることとなる。 eCall デバイスは、重大な車両事故が発生した場合、最も近い緊急通報先へ自動的に通報する車載システム。たとえ車内の全員が意識を失い、音声による通報が不可能な場合であっても、事故のデータが自動的にレスキュー サービスへ送信される。 自動送信されるデータには、事故現場の正確な位置情報が含まれているため、緊急サービスの対応時間は地方部で50%、都市部で40%短縮される。 対応時間が大幅に短縮されることによって救命率が高まり、致死重傷に至る率が低減される。複数の調査結果では、欧州域内の全車両が eCall を搭載することで、EU で肉体的損傷を伴うすべての交通事故について、死者は2,500人、重傷者は15%減少するとされている。2010年9月以降、すべての新車はオプションで eCall を搭載できる。 eCall は欧州委員会およびこの取り組みに関心を持つ関係者によって2003年に立ち上げられ、加盟各国ならびに自動車メーカー、モバイル ネットワーク事業者、自動車部品サプライヤー、その他の関係各社に、車載の自動事故通報システムの実現に向けて連携するよう働きかけを開始した。 欧州における昨年度の交通事故による死亡者は4万1,500人を数え、交通事故関連の損失額は1,800億ユーロに上る。EU は2010年までに交通事故による年間死亡者数を2万5,000人まで減少させることを目標としている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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