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2008年10月6日 09:00

『Python 3.0』への懸け橋となる『Python 2.6』が正式リリース

オープンソースのプログラミング言語『Python』は、プラットフォームを全面的に見直した『Python 3.0』のリリースを間近に控えているが、Python 3.0は、現在の主流となっている『Python 2.x』系列とは多くの面で異なり、互換性がなくなる。

では、現在 Python 2.x を使用している開発者らの要望に応えつつ、最先端の Python 3.0 を利用した開発へと移行するにはどうすればいいのだろうか。そこで登場するのが、最新版の『Python 2.6』だ。

Python Software Foundation の幹事である David Goodger 氏によると、1日に最終版がリリースされた Python 2.6 は、Python 2.x を使用している開発者が容易に Python 3.0 へ移行できるよう支援することを目指しているという。Python 3.0 は、現在では欠陥と考えられる従来の設計判断を再検討するため、言語の設計が大きく見直されているが、リリース日程は未定だ。

このところ、『Google App Engine』における標準的な開発言語として採用されたり、Python を採用する企業が増加したりするなど、Python を使用する市場は拡大しつつある。しかし、普及が進めば、Python の大きな変化によって影響を受ける人々も増えることになる。Python 2.6 には、その影響を和らげる目的がある。

Goodger 氏は次のように述べている。「Python 2.6 は、Python 3.0 と互換性を持たない。互換性があるのは Python 2.x の方だ。開発者が直ちに Python 3.0 に移行するとは予想していないし、推奨もしていない。また、Python 2.x 系列については、今後も長くサポートと改善を継続していく。Python 2.6 は、生産システムに関わっている大部分の開発者を対象としたアップグレードであり、Python 3.0 は最先端の技術を好む人々向けだ」

さらに Goodger 氏によると、Python 2.6 は設計面において Python 3.0 への移行の下地を作るものであり、Python 3.0 については、Python が前進していくための基盤を強化するものと捉えているという。

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