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2008年10月14日 09:00

ドライバのバグを修正した『Linux』カーネル 2.6.27 が公開

『Linux』の最新カーネル 2.6.27 がリリースとなった。最新版の改善点としては、Web カメラに対応したほか、SSD (ソリッド ステート ドライブ) 用の新しいファイルシステムを備えている。

『Windows』と『UNIX』を相手に市場シェアとブランド認知度を争う Linux は、全体的な進化を続けることで技術の限界に挑戦している。

「Linux 2.6.27 カーネルに加わった変更の大半はバグ修正とドライバ更新に関するもので、Linux の伝統であるパフォーマンスと安定性は維持している」と、Fedora Project を率いる Paul Frields 氏は取材に対して語った。

また、「上級ユーザーにとって特に重要かつ時宜を得たアップデートは、Intel のネットワーク インターフェース ドライバ『e1000e』に対するバグ修正だ」と Frields 氏は述べている。

「このバグが特に有害なのは、これによってインターフェースの EEPROM (電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ) データが破損し、システムのネットワーク接続を復元できなくなる可能性があるためだ」と Frields 氏は説明した。

e1000e のバグの問題が浮上したのは、Linux 2.6.27 カーネルがリリース候補版の段階にある時だった。Frields 氏によれば、このドライバを必要とするシステムは非常に多いため、影響を受けるユーザーは相当な数にのぼるという。

そのほか、Linux 2.6.27 カーネルには、デスクトップ ユーザーにとって Linux がより使いやすくなるような、目に見える新機能もいくつか搭載されている。Linux カーネル開発貢献者の Jonathan Corbet 氏は取材に対し、そうした機能の1つが新しい Web カメラ用ドライバの搭載だと語った。

また、Linux 2.6.27 カーネルは SSD 用の新しいファイルシステムも搭載しており、SSD のユーザーはチェックしてみる価値がある。Corbet 氏はこの新しいファイルシステムを非常に重要なものと考えており、その理由として、SSD ストレージの普及が進み、従来のディスク ドライブに取って代わる段階に急速に近付いていることを挙げた。

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