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『BTRFS』は次世代の Linux ファイルシステムになれるか?あらゆるオペレーティング システムの中心には、データの読み書きを可能にするファイル システムがある。2001年以降、『Ext3』は Linux ファイル システムの主流の座を占めてきた。しかし、変化の風は、現在開発中のより優れた新ファイル システムに向かって吹いているかもしれない。
『BTRFS』 (読み方は「ベター FS」) は現在、Oracle のエンジニア Chris Mason 氏の主導により開発が進んでいる。Intel、Red Hat、Hewlett-Packard (HP)、IBM の支援を得た BTRFS は、Linux に次世代のファイルシステム機能をもたらす原動力になり得るものだ。 Oracle で Linux カーネル エンジニアリング担当ディレクタを務める Chris Mason 氏は、取材に対して次のように述べている。「主な目的は、今後利用可能になるストレージに対応するよう、それ (Linux) を拡張させることだ。拡張は単にストレージへの対応にとどまらない。すっきりとしたインターフェイスを採用して、ストレージの管理と運用を実現する狙いもある。そうなれば、何が使用中かをすぐに把握でき、信頼性もさらに高まる」 ハードディスク ドライブの大型化は進んでいるが、こうしたドライブのエラー率が下がったわけではないと Mason 氏は指摘する。 Mason 氏はさらに「ディスクに誤った情報が記録されている場合、そのことを容易に検知可能にする必要がある。さらにファイルシステムの整合性のチェック機能も盛り込み、エラーの回復についても、現在よりも大幅に信頼性の高い方法で行なえるようにしなくてはならない」と語った。 現行の Ext3 Linux ファイルシステムには、大規模ストレージの需要を満たす拡張が困難な理由がいくつかある。 その1つに、Ext3 は、企業や、さらに今では一般のデスクトップ ユーザーでさえ使用可能となった大量のデータプールを想定して設計されていない点が挙げられる。Mason 氏によると、Ext3 ではデータ4KB ごとに、その4KB のデータがドライブ内のどこにあるかを示すメタデータが付与される。そのため、ファイルの容量が大きくなるにつれてメタデータの量も膨らみ、あまり効率的ではないという。 関連記事
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