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『Java EE 6』のプレビュー版を含む『GlassFish』がリリース企業向け Java の次期バージョンはまだ正式リリースできる状態にはないが、そんなことは Sun Microsystems にとってアプリケーション サーバーのリリースを延期する理由にはならなかった。同社は6日、『Java Platform, Enterprise Edition 6』(Java EE 6) で実装予定の機能を一部備えた『GlassFish Enterprise Server v3 Prelude』をリリースした。
Sun の GlassFish Enterprise Server v3 Prelude は、アプリケーションの Web 層に的を絞ったモジュール式の Java アプリケーション サーバーだ。GlassFish の新版は、Java EE 6 に対する既成概念を打ち崩す一手となる可能性がある。Java EE 6 の正式リリースは、2009年の春以降になる予定だ。 Sun の Application Platform 部門責任者 Tom Kincaid 氏は取材に応じ「われわれが目指すのは、ダイナミック ローディングという概念、すなわちアプリケーションが必要なものだけをロードするという手法の実現だ。われわれは、Java EE はあまりに扱いにくいという固定観念を払拭しようと努力している」と述べた。 GlassFish は、Sun のオープンソース Java アプリケーション サーバーだ。Sun の Java Enterprise System 部門ディレクタ Paul Hinz 氏の説明によると、GlassFish の新版が v3 Prelude (序曲) という名称になったのは、現在 Sun が開発中で、2009年の春から夏にかけてリリースが予定されているバージョンが v3 だから、ということだ。正式名で Prelude と名乗っているものの、この新版は実用レベルに達しており、Sun が完全サポートする予定だという。 Hinz 氏によると、GlassFish v3 はモジュールとして組み込み可能な複数のブロックを備えたベースカーネルを持つ、モジュール式のアーキテクチャを採用しているとのことだ。Prelude 版で、Sun は第一弾として Web 層のブロックをいくつか提供しており、2009年の GlassFish v3 最終リリースに向けて、Java EE 6 に必要なブロック一式を作り上げていく計画だ。 GlassFish v3 Prelude では、純粋な Java に加え、動的な開発言語を採用する場合においても、機能強化が図られている。Hinz 氏が挙げた言語の1つに『Ruby』があり、GlassFish ではこれを『JRuby』としてサポートしている。これまでも Sun には、Java アプリケーション サーバーで Ruby アプリケーションを使えるようにしたいという要望や、『Ruby on Rails』フレームワークも運用したいという一部ユーザーの要望が寄せられていたと Hintz 氏は説明した。 関連記事
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