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Adobe が立て続けに重大な修正パッチをリリース先ごろ Adobe Systems が、立て続けに重大な脆弱性の修正パッチをリリースした。
同社は5日、『Adobe Flash Player 9』で見つかった重大な脆弱性6件に関するセキュリティ勧告を公開し、修正版をリリースした。また4日には、5か月前から指摘があった『Adobe Reader 8』と『Adobe Acrobat 8』の脆弱性8件に対応した修正版をリリースしている。 具体的には、Adobe Flash Player の場合、バージョン9.0.124.0以前に脆弱性が存在し、Adobe Reader および Adobe Acrobat は、バージョン8.1.2以前に脆弱性が存在する。なお Adobe は、10月に『Adobe Flash Player 10』をリリース済みで、Adobe Reader と Adobe Acrobat も現行版はバージョン9となっており、これら最新版に今回の脆弱性は影響しない。 アプリケーション セキュリティ分析会社 Veracode の CTO (最高技術責任者) Chris Wysopal 氏によれば、Adobe アプリケーションは Web 上で広く普及していることから、その脆弱性は特に危険が大きいという。 ツール類のアップデートが遅れがちな大手企業は、これら旧版の Adobe アプリケーションに存在する脆弱性により、きわめて大きな打撃を受けることになると Wysopal 氏は語った。 今回対応した脆弱性は、いずれも『JavaScript』に関連する問題だ。Wysopal 氏によれば、Adobe アプリケーションのように JavaScript を解釈するアプリケーションには、多くの脆弱性があるという。 JavaScript にはグローバル オブジェクトが存在し、これがすべての クロスサイト スクリプティング (XSS) 攻撃の根本的な原因になっていると専門家は語る。XSS 攻撃と SQL インジェクション攻撃を合わせると、Web サイトに対する攻撃全体のおよそ60%を占める格好だ。 ブラウザなどの他のアプリケーションにも JavaScript 関連の脆弱性は存在するが、Adobe は手ごろな標的だという理由から、攻撃対象になりやすい。Wysopal 氏によれば、これまで標的としていたブラウザのセキュリティが、ここ数年で強化されたため、Adobe をはじめとする各ベンダーの JavaScript を用いるアプリケーションに、クラッカーの目が向きつつあるという。 関連記事
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