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AMD、意欲的な製品ロードマップを発表 (後編)半導体大手の AMD は13日、経済環境が厳しさを増すなか、意欲的な製品ロードマップを明らかにした。前半に続き、さらに詳しく見ていこう。
2009年後半には、さらに『Pisces』プラットフォームを投入する予定だ。これは、家庭用途のパワーユーザー向けプラットフォームで、CPU と GPU の組み合わせのバランスをとり、高品位 (HD) エンターテインメント用途に対応する。 また、Pisces よりも性能の高いホームシアター パソコン プラットフォームが『Maui』で、フル HD の動画とサラウンド オーディオに対応する。同プラットフォームは、年内に投入を予定している。 そしてさらに高性能のパワーユーザーおよびゲーマー向けパソコン プラットフォームとして、2009年の第1四半期に『Dragon』を投入する。これは、クライアント用プロセッサ『Phenom』ファミリにおいて新しく登場する45nm 製造プロセスの『Phenom II』をベースにしたものとなる。ほかにも Dragon では、CPU と GPU を単一のダイ上に統合した『AMD Fusion』や、グラフィック用のハードウェアをグラフィック以外の処理にも使用できるようにする『AMD Stream』といった技術も用いる。また、システムのチューニング用にオーバークロックを行なう『AMD OverDrive』もサポートする。 Allen 氏は、新しいプロセッサ群や、AMD における2011年までの詳細なロードマップについても明らかにした。2009年には Phenom プロセッサの新モデルとして、『Deneb』と『Propos』が登場する。いずれも4コア プロセッサで、Propos は2MB、Deneb は8MB のキャッシュを備える。 さらに Allen 氏は、同じく2009年に登場する『Caspan』プロセッサにも触れた。同製品はすでに発表済みで、2MB のキャッシュを搭載したデュアルコアの45nm 版ノートパソコン用プロセッサだ。ほかにも2009年投入予定のプロセッサには、『Conesus』がある。Conesus は、ウルトラポータブル パソコン (およびミニノート) 用のデュアルコア プロセッサで、1MB のキャッシュを備える。また同氏によると2010年には、2MB のキャッシュを搭載したノートパソコン用4コアプロセッサ『Champlain』と、2MB のキャッシュを搭載したウルトラポータブル パソコン (およびミニノート) 用デュアルコア プロセッサ『Geneva』をそれぞれ投入するという。 なお、遅れが生じている次世代 CPU コア『Bulldozer』の出荷は2011年になる見込みだ。8コアあるいは16コアとの噂が出回っていたが、より控えめなスタートとなる。Bulldozer コア プロセッサの先陣を切るのは『Orochi』で、パワーユーザー向けデスクトップ用の4コア製品だ。8MB 以上のキャッシュを備え、DDR3 メモリに対応し、32nm 製造プロセスを使用する。 続いて登場するプロセッサは『Llano』だ。Orochi と設計は似ているが、4MB のキャッシュと GPU を搭載しており、おそらく AMD Fusion 技術を用いるものと思われる。Llano プロセッサは、デスクトップ パソコンとノートパソコンの両方を網羅する。 そして、Bulldozer コアのウルトラポータブル パソコン (およびミニノート) 用プロセッサとしては、1MB のキャッシュを搭載したデュアルコア プロセッサ『Ontario』を投入する予定だ。 関連記事
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