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インフラにおける問題発生を乗り越え『Fedora 10』公開『Linux』製品大手 Red Hat が後援するコミュニティ型開発プロジェクト Fedora Project は25日、新版の Linux ディストリビューション『Fedora 10』を公開した。8月には、同プロジェクトのサーバーにセキュリティ上の問題が存在すると発覚したが、これを乗り越えての新版リリースだ。今回のバージョンでは、セキュリティ、仮想化、アプライアンス構築など、新たなオープンソース技術を盛り込んでいる。
Fedora 10 (開発コード名『Cambridge』) の公開は、同プロジェクトのサーバーに不正アクセスがあったことが判明したことで遅れが生じていた。なお今回の新版公開に先立ち、Red Hat は Fedora ディストリビューションのインストール規模について、950万台以上のマシンで稼働しており、Linux ディストリビューションのなかで最大規模だろうと発表している。 Fedora Project の関係者によれば、脆弱性の発見に起因する遅れが今回の新版公開時期に甚大な影響を及ぼした訳ではないという。 同プロジェクトのリーダーを務める Paul Frields 氏は、「当初の日程では、10月28日前後に公開する予定だった。今回、予定よりも4週間遅れたことになる」と述べた。プロジェクトの活動停止期間は約3週間で、「その間、われわれのインフラ担当チームは、プロジェクトのインフラを一旦まっさらにして、全て組み直した」と同氏は語った。 Frields 氏によれば、この活動停止期間に日次ビルド『RAWHIDE』の構築を中断しており、結果的にこのことが公開時期に影響したという。RAWHIDE は、正式版開発の促進を支えるビルドだ。 反面、今回の活動停止期間によって、Fedora Project のバックエンドを支えるインフラに、通常の開発スケジュールでは得られなかっただろう改善を施すことが可能になったと、Frields 氏は語る。 「すべてをまっさらな状態から構築し直して3週間を費やしたが、この分を加味すれば、実際には本来の予定から1週間遅れたに過ぎない。したがって、われわれが取り組まざるを得なかった状況を考えれば、今回は全体的にかなり順調なリリースだったと捉えている」 関連記事
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