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AMD、デスクトップ用プロセッサ『Phenom II』の展開準備中勢いを取り戻しつつある AMD にとって、経済危機などどこ吹く風のようだ。同社は2009年、デスクトップ用プロセッサの新製品を次々とリリースしていく。
これらデスクトップ用新プロセッサの投入は、『Shanghai』世代の技術導入と45nm 製造プロセスへの移行の両方と同時に進行する。 AMD は11月、Shanghai コアを搭載したサーバー用プロセッサ『Quad-Core AMD Opteron』を当初の予定よりも2か月早くリリースした。また、同プロセッサの動作クロックは、当初2.5GHz の予定だったが、実際はより高速の2.7GHz を達成した。 これは、製造プロセスを従来の65nm から45nm に移行したことにより、クロック速度を上げながら消費電力を抑えることに成功した結果だ。AMD は、『Barcelona』から『Phenom』を展開したように、Shanghai もサーバー版からデスクトップ版に発展させようとしている。以前同社は、まずサーバー用プロセッサ Barcelona を投入後、デスクトップ用プロセッサ Phenom をリリースした。 今回の場合、同社はデスクトップ用プロセッサの新モデルについて、Phenom という名前を一部残し、『Phenom II』ブランドで展開する。最初にリリースする新製品の開発コード名は『Deneb』で、2009年1月に開催予定の『Consumer Electronics Show』(CES) にて披露する予定だ。 これらの45nm 製造プロセスの4コアプロセッサは『Phenom II X4』という製品名になり、Shanghai の設計と同様に、1コアあたり512KB の L2 キャッシュに加え、6MB の L3 キャッシュを備える。同プロセッサは、AMD の現行ソケット仕様『AM2+』対応のマザーボードと互換性を持つ。 ここまでの情報については AMD も認めるところだが、台湾の技術関連ニュースサイト DigiTimes の報道について、AMD はコメントを避けている。DigiTimes は1日、より詳細な情報として、来年1月予定の AM2+ ソケット プロセッサに加え、2月には『AM3』ソケットの Phenom II プロセッサが登場すると報じた。DigiTimes によれば、AMD は、より高速の DDR3 メモリが利用可能な AM3 ソケット対応プロセッサ製品を、新たに6種類リリースする計画だという。現行の AM2+ は、これよりも速度の遅い DDR2 メモリしか対応していない。 これら6種類の AM3 ソケット対応プロセッサは、4MB または6MB の L3 キャッシュを備えた4コア Phenom II X4 プロセッサが4モデルと、3コアの『Phenom II X3』プロセッサ2モデルからなるという。 さらに AMD は来年4月、『Athlon』ファミリでも45nm 製造プロセスのプロセッサ (L3 キャッシュ機能非搭載) を展開する模様だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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