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2008年12月3日 11:30

『Google Chrome』、拡張機能実装に向け設計文書を発表

Google の Web ブラウザ『Google Chrome』の動作が速いのは間違いない。だが同ブラウザは公開以来、Mozilla Foundation の『Firefox』が主要機能として実装しているような、追加機能に対応するアドオンや拡張機能を導入していない。

実際にはまだ拡張機能が実装されたわけではないが、Google は2日、拡張機能への対応につながるロードマップについて、その始まりを示唆する設計文書を公開した。

そのアプローチは、Mozilla のものとは異なっている。

『Firefox 3.x』は、拡張機能のセキュリティにおいて大幅な進歩を遂げており、Mozilla はなおその取り組みを拡大中だ。一方 Chrome では、拡張機能の入手や更新について、最初から安全なメカニズムを用意したうえで始めようとしている。

まず SSL 暗号化、署名付き拡張機能、および自動更新や検証のためのセントラル リポジトリはすべて設計に含まれているようだ。また、次のものも含まれる。

設計文書には、次のように述べられている。「われわれは、トラフィック費用を削減したり、自動更新のための堅固で安全なメカニズムを提供することにより、開発者の負荷を軽減するよう設計されたサービスを提供する。このため開発者側でロジスティクスに対応する必要はなく、手軽にサービスを利用できる。また開発者に対して、自作の拡張パッケージやマニフェストを簡単に作成し、検証できる方法も提供する」

「ただし、拡張機能をパッケージ化し、署名を付け、自分のサイトにホストするかどうかの選択肢は常に開発者側にある」と文書は続く。

このアプローチでは、ブラウザが無効化すべき既知の悪質または有害なアドオンのブラックリストも必要となる。文書によると、ブラックリストは Chrome のセントラル サービスが管理するという。

拡張機能を導入していくプロセスにおいては、簡素化やセキュリティ強化に向けて順次段階を踏んでいくものの、一度のビルドですべてに導入可能なシナリオとなる、アドオンや拡張機能用のブラウザ横断型標準 API 群についてはまだ言及されていない。

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