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Web アクセシビリティのガイドライン『WCAG』の第2版が発表Web 標準化団体 World Wide Web Consortium (W3C) は11日、Web コンテンツ作成に際して必要なアクセシビリティを示したガイドライン『Web Content Accessibility Guidelines 1.0 (WCAG 1.0)』の改訂版『WCAG 2.0』を発表した。
W3C は WCAG 2.0 について、Web 開発者が、認識や操作が簡単でより分かりやすく、堅固な Web サイトやページを作成できるよう支援するものだと説明している。 W3C では WCAG 2.0 の国際標準化を目指しており、障害者が使用しやすい Web サイトやページを、開発者がより簡単に作成できるよう取り組んでいる。 W3C の Web Accessibility Initiative (WAI) 担当ディレクタを務める Judy Brewer 氏は、取材に対し次のように述べている。「各国やさまざまな組織によって、これまで多数の異なる規格が作成されてきた。したがってわれわれは、WCAG 2.0 の取り組みにおいて、これらの多様なニーズすべてに対応できるものを作り出し、それが統一された国際規格になるよう力を尽くした。WCAG 2.0 を国際規格として承認することに対する各国からの関心も高い」 国内のみに留まらず、WCAG 2.0 は様々なレベルにおいて産業界や政府からの支持を得ている。こうした支援機関には、 Adobe、IBM、Boeing、Microsoft などの企業や、中国や日本の政府機関、欧州委員会情報社会メディア総局などが含まれている。 WCAG 2.0 は、2000 年に公開された WCAG 1.0 と比べ、複数の点で改善されている。 WCAG 2.0 における最大の進歩は、新しい Web テクノロジを取り入れ、しかも技術的には中立の立場をとっている点だ。「WCAG 1.0 は HTML に特化していたが、今日では他の技術が Web に使われている。したがって、あらゆる技術を対象とし、開発者により多くの柔軟性をもたらす規格が求められていた」と Brewer 氏は語る。 WCAG 2.0 では、すべての Web 技術に対応できるガイドラインと検証可能な達成基準を指定しているほか、WCAG 2.0 の基準を満たすであろう、アクセシビリティの問題を解消するための有効な技術も数多く提供しているという。また開発者は独自の技術を考え出し、それをコミュニティを通じて共有することも可能だ。 関連記事 最新トップニュース
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