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Microsoft、『IE』の未対応脆弱性について緊急対応へMicrosoft は、『Internet Explorer』(IE) に存在する未対応の脆弱性について、月例更新のスケジュール外で対応する模様だ。Microsoft は同脆弱性のセキュリティ勧告を、月例更新翌日の10日に公開していた。以来、影響を受ける IE のバージョンや対処法の追加など、連日のようにセキュリティ勧告の内容を更新している。
この脆弱性の修正パッチは、17日に公開となる見通しだ。しかし、多くのユーザーが適用するまでには、多少時間がかかるだろう。 該当の脆弱性は、IE の XML 処理コードに根ざすもので、サポート対象となっている全バージョンの IE に存在する。攻撃者が同脆弱性を悪用することで、任意コード実行を許すおそれがある。すでにこの欠陥を使った攻撃が発生しており、細工を施した Web サイトに IE ユーザーがアクセスするという形の事例が主体だ。 Microsoft のセキュリティ対応広報の責任者 Christopher Budd 氏は、Eメールによる声明で次のように述べた。「現時点で、この脆弱性を悪用した攻撃は IE7 を対象にしたものだけと認識している。当社としては、できるだけ早くアップデートするよう強く勧める」 Microsoft のマルウェア対策組織 Microsoft Malware Response Center が運営する Blog サイト『Microsoft Malware Protection Center』は13日、情報開示以来、全世界でおよそ0.2%の IE ユーザーが、この脆弱性につけ込む Web サイトにアクセスしたとの記事を掲載した。 該当の記事を書いた Ziv Mador 氏と Tareq Saade 氏は、「これは微々たる割合に思えるかもしれないが、それでも多数のユーザーが影響を受けていることに変わりはない。現在、被害は拡大傾向にあり、今日受けた報告は昨日より50%以上も多かった」と記している。 また Trend Micro で最新の脅威を研究している Ivan Macalintal 氏は、感染サイトの数について、13日の段階で約6000を数え、さらに増加中との見方を示した。攻撃経路として Web サイトを使う方法は、2008年に目立って増加した手口の1つだ。Cisco Systems の年次セキュリティ レポートによると、2008年における Web ベースの脅威のうち、87%が Web サイトを用いた攻撃だったという。 なお、今回の未対応脆弱性の修正パッチは、17日午前10時 (米太平洋標準時) に『Microsoft Update』サイトを通じて公開となる予定だ。自動更新を設定しているユーザーは、手作業でダウンロードを行なう必要はない。 Microsoft は12月の月例更新において、IE 関連の脆弱性4件に対応したが、今回の脆弱性対応を積み残していた。次回の月例更新は2009年1月9日に実施する予定だ。 関連記事 最新トップニュース
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