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『Windows 7』、6月のリリースを示す新たな根拠『Windows 7』ベータ版は、まだ完成する段階にはない。Microsoft は9日から一般ユーザー向けの公開版提供を開始し、これが本格的な始まりといえるからだ。
だが Microsoft は、今回公開されたベータ版よりも商用リリースに向けての最後のステップに関心を向けているようだ。同社は、ゴールに向けて一気にラストスパートをかけているように見える。 商用リリース前には、「リリース候補 (RC) 版」を使用した最後のテスト段階がある。このテスト段階において Microsoft は、選ばれたテスター集団に対し RC 版を配布する。この段階で目だったバグが見つからなかった場合、この RC 版は Microsoft の社内用語で言う「製造工程向けリリース (RTM)」となる。ここで深刻なバグが見つかれば、不具合を修正し新たに用意された RC 版がリリースされることになる。 Microsoft の Windows 製品管理担当コーポレート バイスプレジデント Mike Nash 氏は取材に対し、「現時点では、当社は RC1 に注力しており、この計画を変更する予定はない」と答えた。 Windows 7 の今後の開発スケジュールについて Nash 氏は詳細を明らかにしなかったものの、同氏率いる開発チームがすでに RC 版に注力しているという事実は、商用リリースに向けてベータサイクルが1回で済むと Microsoft が思い描いていることを物語っている。一方、いくつかの製品についてはベータサイクルを複数回行なっており、同社が今四半期以内に RC 版リリースを予定している『Internet Explorer 8』は、現在2回目のサイクルにある。 今のところ Nash 氏のコメントは、Microsoft が Windows 7 を予想よりもかなり早くリリースするかも知れないという、最新のヒントになるものだ。昨年9月に報じた通り、Microsoft は早ければ今年6月3日に同 OS をリリースできるよう、作業を進めている。 Windows 7 が早期にリリースされるかも知れないという推測には、別の根拠もある。Microsoft による OS 更新リリース予定のすっぱ抜きで実績を持つ、マレーシアの技術サイト Tech ARP は、Microsoft が社内で「技術保証」と呼ぶプログラムの草案を入手し、自社サイトに掲載した。これは、Windows 7 のリリース前に『Windows Vista』搭載パソコンを購入したユーザーを対象に、Windows 7 がリリースされた時点で無料のアップグレードを受けられるというマーケティング プログラムを指す。 TechArp のサイトによれば、技術保証に従い無料アップグレード プログラムが開始されるのは、現時点で7月1日となっている。 関連テーマ
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