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バレンタイン デーを狙うボットネットの罠毎年この時期になると、バレンタイン デーに絡めたスパムメールが大量に発生する。そして今年の状況だが、ボットネットを運営する者たちが失地を取り戻そうと例年以上にスパムをばらまいている。
昨年11月、スパム活動などに関与していた Web ホスティング会社 McColo が活動停止に追い込まれた。その結果、スパムのトラフィックが世界規模で最大70%も減じるという成果を得た。一方スパム活動に手を染める者たちにとって、これは大きな痛手で、McColo の消失を埋め合わせるべく、ボットネットの再拡大を図っている状況だ。 Eメールおよび Web セキュリティ製品ベンダー Marshal8e6 の製品マーケティング マネージャ Adrian Duigan 氏は、取材に対して次のように語った。「今年のバレンタイン デー関連スパムのトラフィック量は、昨年に比べて50%増えている」 Google は今年1月、スパムに手を染める者たちが、それぞれのボットネットの再拡大を試みるだろうとの見方を示していたが、スパム活動が活発化している現状は、それを裏付けるものといえる。 スパムに手を染める者たちがばらまいているメールの題名は、例年と同じく「Valentine's Day (バレンタイン デー)」「February 14 (2月14日)」「Love (愛)」といったキーワードを織り込んだり、受信者宛てのバレンタイン カードだと偽る内容だ。これらスパムメールの本文には、広告を表示したり、別サイトに誘導するリンクが入っている。誘導先のサイトでは、被害者のコンピュータを乗っ取るためにマルウェアをダウンロードさせるという寸法だ。 関与しているボットネットは、『Cutwail』『Pushdo』『Donbot』『Waledac』の少なくとも4つだ。Marshal8e6 の Blog によれば、Pushdo と Donbot はポルノコンテンツや精力剤の広告を中心に活動しており、Waledac の活動は自身のボットネット拡大だという。 Waledac は、昨年末にホリデーシーズン カードを装ったメールでそのワームの存在が明らかになった。また Waledac について、悪名を馳せたワーム『Storm』よりも大きな被害をもたらすおそれがあると危惧する声もある。 関連記事
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