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Intel、技術力を活かし独自のクラウド戦略展開へ新しい市場が形を成しつつあるときにはよくあることだが、クラウド コンピューティング分野においても、多くの企業がしのぎを削っている。
IBM、Microsoft、VMware、salesforce.com、Amazon.com といった大手企業に加え、より規模の小さな企業も誕生間もない同分野の支配権を確立しようと懸命だ。そうした中、Intel も自社製品とその技術で、同市場における存在感を高めようと計画しているが、相手に打ち勝つという方向性ではない。 Intel の高密度コンピューティング グループでゼネラル マネージャを務める Jason Waxman 氏は、次のように語った。「当社の役割は、同分野の大手すべてとパートナーになることであり、競争し合うことではない。これら大手はいずれも、われわれを競争相手ではなく、物事を実現する存在だと見なしている」 Waxman 氏は、18日に開催されるイベント『IDC Cloud Computing Forum』で講演する予定だが、これに先立ち会見を行なった。その中で同氏は、「クラウド コンピューティング」という言葉には、それを事業化しようとするベンダーの数と同じくらい多種多様な定義が存在するようだと述べた上で、Intel の考え方を説明した。 クラウド コンピューティングにおける Intel の取り組みを、同社が得意とする技術面から見ると、同社は電力や冷却といったデータセンターにおける問題に対応すべく、最善を尽くしているという。具体的には、マザーボードで高効率の変圧素子を用いることで消費電力を抑えたり、マザーボードのレイアウトに手を加えることで空気の流れを最適化するといった内容だ。 また Intel は、マザーボードを設計し直し、音声および動画機能を支えるチップや、拡張用スロットおよびポートといった、データセンター運用には不要なコンポーネントを取り除いた。その結果、消費電力を抑制でき、空気の流れも改善する。Waxman 氏によればこうした手法によって、『Core i7』をベースとしたサーバーを利用した場合、サーバーの総消費電力量を待機時で85ワット、稼働時で250ワットに抑えられるという。 さらに Intel には、ラックマウント型サーバーの消費電力について、インテリジェント型管理を行なう『Node Manager』という技術もある。Intel は中国の検索エンジン百度 (Baidu) に協力し、サーバーあたり40ワットの節電を達成した。 最後の技術的側面だが、Intel は通常大気による空冷を推進する計画だという。これについては、ニューメキシコにおける実験で、空調装置を使ってデータセンターを冷却する場合と匹敵する効果を得るには、周囲気温 (大気温度) を利用するだけで十分だという成果が出たことに基づくものだ。 関連記事 最新トップニュース
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