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テクノロジー2009年2月20日 13:30
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ケータイで FTTH 並みの速度を実現! 次世代の通信規格「LTE」の最前線

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20090220/7.html
著者:IT ライフハック
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最近の携帯電話は、メール機能や音楽再生機能、デジカメ機能など多機能化が進んでいるが、そんな携帯電話に新たな展開が見え始めている。

総務省は2009年1月23日、「3.9世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設に関する指針案等」を発表。LTE などの 3.9G 通信システムを導入するために 1.5GHz 帯と 1.7GHz 帯の周波数の 10MHz もしくは 15MHz を最大4事業者に割り当てる方針を示した。

この発表にともない、キャリアの動きも活発化している。ソフトバンクは2009年2月16日、LTE 実験局の免許を取得した。LTE などに代表される 3.9G の通信技術が導入され、データの通信速度は 100Mbit/秒を超えるというものだ。

LTE システムの無線実験局免許の取得について - ソフトバンクモバイル

そこで今回は、最近にわかに現実味を帯びてきた「LTE」についてみてみよう。

●そもそも LTE ってなに?
LTE とは、「Long Term Evolution」の略称で、2010年頃から世界中でのサービスが見込まれている携帯電話の通信規格だ。標準化団体 3GPP が 3GPP Release.8 として標準化の作業が進められいる。

現在、普及している W-CDMA や CDMA2000 といった第3世代携帯電話(3G)と、将来登場する第4世代携帯電話(4G)との間の技術であるため、LTE は第3.9世代携帯電話(3.9G)とも呼ばれている。

●LTE でなにが変わるのか
LTE の最大の魅力は、携帯電話でも光ブロードバンド(FTTH)並みの通信速度が実現できる点だ。これまで家庭やオフィスなど屋内の固定回線でのみ得られていた高速インターネットが屋外でも可能となり、対戦型オンラインゲームや動画再生などが従来の携帯電話よりもスムーズに表示できるようになるわけだ。

●LTE の技術
LTE では、通信データのダウンロード(下り)とアップロード(上り)とで異なる接続方式を採用している。

下りは OFDMA(※1)で 100Mbps 以上、上りは SC-FDMA(※2)で 50Mbps 以上の通信速度を条件として仕様策定が進められている(いずれも 20MHz 幅)。

※1:Orthogonal Frequency Division Multiple Access(直交周波数分割多元接続)
※2:Single Carrier Frequency Division Multiple Access(シングルキャリア周波数分割多元接続)

パケット通信のみに対応しており、音声の通信は VoIP でサポート。 LTE は基本的に 3G と同じ周波数帯域を使用しており、帯域幅は 1.4/3/5/10/15/20MHz を選択して使用できるほか、伝送遅延、待ち受けからの通信状態への遅延を低減する技術も盛り込まれており、使い勝手も向上するものと期待されている。

LTE で使用されている技術
LTE で使用されている技術

●端末の使いまわしも可能に
LTE には、通信速度以外の御利益もありそうだ。

現在、ドコモとソフトバンクモバイル、イーモバイルの3社は W-CDMA、au のみが CDMA2000 を採用している。各キャリアは、ほかのキャリアの端末が使用できないように SIM ロックがかかっているが、SIM ロックがフリー化されると同一規格のキャリア同士であれば利用できるようになる。ただ、通信規格の異なる au 端末だけは、ほかのキャリアの SIM および端末は利用できない。

端末規格が LTE に統一されれば、SIM ロックのフリー化は進めやすくなり、携帯電話とキャリア間の縛りもなくなると考えられているのだ。

●LTE の現状と今後
LTE は、ドコモ、ソフトバンク、KDDI、イー・モバイルが導入予定で、早ければ2010年に登場する。各キャリアは、本格導入に向け、屋外実証実験に向けての開発を進めている。

そんな LTE にも強力なライバルがいる。UQ コミュニケーションズは、2.5GHz 帯を使用した高速通信「モバイル WiMAX」を2009年2月26日より開始することを表明。ウィルコムも「次世代 PHS」を投入予定であり、モバイル通信は高速かつ熾烈なユーザー獲得競争に入るものと推察される。

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記事提供:IT ライフハック
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