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2009年3月10日 12:10

統合グラフィック プロセッサ市場は2012年までに消滅との予測

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
現在高い人気を誇っているグラフィック技術にとって、残された時間は少ない。CPU アーキテクチャの急激な変化により、マザーボード搭載型の統合グラフィック プロセッサ (IGP) が、2012年にはすでに過去のものとなっている可能性があるのだ。

グラフィックおよびマルチメディア関連の市場調査会社 Jon Peddie Research (JPR) は4日、IGP 市場に関する調査報告書を発表した。同社による見通しは比較的無難な予測といえるが、その内容には多くの複雑な事情がある。

IGP の主な役割の1つは、メモリ コントローラとして CPU とメインメモリの仲立ちをすることだ。しかし、AMD は『Athlon』を投入した5年前からこの機能を CPU に内蔵させており、Intel も『Nehalem』アーキテクチャで CPU 内蔵型への移行を始めている。

こうした移行プロセスの第2のステップとして、AMD と Intel はそれぞれにグラフィック プロセッサ (GPU) を自社製の CPU に組み込みはじめている。AMD は『Fusion』プロジェクトで統合に着手し、Intel も Nehalem プロセッサのチップ上にGPU コアを統合するなど、同様の取り組みを行なっている。

一連の動きが招くのは、IGP の衰退だ。今日、市場で圧倒的優位を持つ技術が、今後は大きく失墜することになる。

JPR によれば、IGP は2008年における GPU 出荷総数の67%を占めていたという。だが2011年には全体の20%に縮小し、2013年までには1%以下になると見込まれている。

こうした変化の結末として、2012年以降は、新たに2種類の構成が急増する可能性が高い。つまり、CPU にメモリ コントローラと性能の低い GPU の両方を統合する、あるいは個別の GPU と組み合わせた構成を取るものが増えるということだ。個別の GPU としては、2006年に買収した ATI Technologies 製品を擁する AMD やNVIDIAのほか、今後は現在独自の GPU『Larrabee』を開発中の Intel 製品も考えられる。

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