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『Java』アプリケーション開発を迅速化する SpringSourceアプリケーション構築の迅速化と効率化は、すべての開発者にとって共通の目標だ。『Java』アプリケーション開発者向けツール製品ベンダー SpringSource は17日、新製品『SpringSource Tool Suite (STS) 2.0』をリリースしたが、同社の目指すところも変わらない。
STS 2.0 ツールセットは、同社の『Spring Framework』用アプリケーション開発の迅速化を実現するものだ。Spring Framework は、IBM、Sun Microsystems、JBoss、Oracle の Java サーバー上で動作する Java サーバー アプリケーション フレームワークとして人気がある。 SpringSource によれば、STS 2.0 は前版の STS 1.0 に基づく改良版で、統合環境『Eclipse』に由来する利便性を向上させ、開発者がより多くの作業を短時間で容易に行なえるようにしているという。 SpringSource の製品管理担当バイスプレジデント Shaun Connolly 氏は、取材に対して次のように述べている。「STS 2.0 の特徴的な点は、視覚的な Spring 開発ツール群を数多く備え、Java 開発者にとってより効率的でより適したものになっていることだ」 今回の STS 2.0 リリースの背景には、Java のエコシステムにおける開発簡素化に向けた新たな取り組みの動きが加速している状況もある。また、Java の次期バージョン『Java Platform, Enterprise Edition 6』(JavaEE 6) 仕様もほぼ完成し、Sun 主催の Java 開発者向けカンファレンス『JavaOne 2009』(6月開催) でリリースされる予定だ。 さらに SpringSource にとっても、STS 2.0 は重要なリリースだ。同社はオープンソース技術のプロジェクトに寄与し、それらが同社商用製品の基礎を形成している。たとえば、Spring Framework そのものはオープンソースだが、同社のアプリケーション サーバー『Spring Enterprise』は商用製品だ。ツール製品においても同様で、基本的なプログラミング モデルを提供するオープンソース製品『Spring IDE』が、STS 2.0 の基盤となっている。 STS 2.0 における主な追加機能の1つとして、テンプレートをベースとしたプロジェクト ウィザードが挙げられる。同機能により、ユーザーは設定値に基づく Spring プロジェクトの構成と作成ができる。SpringSource の主任ソフトウェア エンジニア Christian Dupois 氏によれば、同ウィザードは新規プロジェクトの開始にあたって、非常に簡便な手段を提供し、ユーザーはプロジェクトの下地作りに時間を割かなくても済むという。
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