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『FreeBSD 7.2』ベータ版公開、年内にも『FreeBSD 8』リリースへオープンソース OS『FreeBSD』の最新版『FreeBSD 7.2』初のベータ版が、ネットワーク ドライバとスレッド ライブラリの一部を更新して公開となった。FreeBSD 7.2 は、今年1月に正式リリースを迎えた『FreeBSD 7.1』に続くポイント アップグレードとなる。FreeBSD 7.2 の正式リリースは、今のところ5月第1週の予定だ。
しかし個人的には、『FreeBSD 8』に対する期待の方が大きい。こちらは、年内のリリース予定となっている。 FreeBSD 開発チームの中心メンバー Robert Watson 氏は、以前行なった取材で次のように述べていた。「われわれは、年内にリリース予定の FreeBSD 8.0 に大きな手応えを感じている。同バージョンは、ネットワーク スタックの仮想化に対応しており、FreeBSD を用いる人々が、独自のルーティング、ファイヤーウォール、VPN などを持てるようになる。これは、われわれの ISP 顧客にとって心躍る側面だというだけでなく、アプライアンス製品ベンダーや研究コミュニティにとっても大いに期待の膨らむ話だ。さらにもう1つ、それと同じくらいに楽しみな点は、無線 LAN 規格『802.11』の仮想アクセスポイントに対応することだ。これは、1台のアクセスポイントに複数のネットワーク識別子 (SSID) 設定できる仕様で、趣味の FreeBSD ユーザーから、商用アクセスポイント製品を開発する企業まで、幅広いユーザーにとって重要な機能となるだろう」 また FreeBSD Project は、独自の開発努力に加えて、まもなく『Linux』ディストリビューション『Debian』のコミュニティからも助力を得られることになりそうだ。Debian のユーザーは近いうちに、(Linux カーネルの代わりに) FreeBSD カーネルを選択して使えるようになるという。 Debian ユーザーが敢えて FreeBSD カーネルを選ぶ理由については、個人的に判断しかねるし、まだ早期の実験段階なのは間違いないが、興味深い話ではある。Debian ユーザーが FreeBSD を選択できるようにすることで、FreeBSD にとっては Debian の持つ大きな開発コミュニティの門戸が開き、その結果 FreeBSD のエコシステムそのものが拡大する可能性もある。しかしその反対に、FreeBSD カーネル オプションは試してみるには面白い「気の利いた」機能にとどまり、実際には生産的な目的に使われないものになってしまう可能性もある。これは、時間が経てば明らかになるだろう。 関連記事
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