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Google、Web 開発キットの新版『Google Web Toolkit 2.0』を発表Web ベースのアプリケーションは、Google の戦略にとって中核をなすものだ。したがって、Google が同社自身、およびより広範な開発者コミュニティの開発する Web アプリケーションの品質向上に役立つ戦略に乗り出していることは驚くに当たらない。
Google による Web アプリケーション開発戦略の鍵は、2006年にオープンソース化された『Google Web Toolkit (GWT)』アプリケーションにある。Google は8日、新たに開発者ワークフローを改善するとともにパフォーマンスを強化した新版『GWT 2.0』を公開した。 開発者は GWT により、『Java』で Ajax アプリケーションを作成し、その後こうしたアプリケーションをあらゆる Web ブラウザで動作する高度に最適化された JavaScript にクロスコンパイルできる。 Google のエンジニアリング担当ディレクタ Dave Glazer 氏は、8日に開催された開発者向けイベント『Google Campfire One』で次のように語った。「開発者がせっかちなのは、ユーザーがせっかちだからだ。ソフトウェアを使用したり構築したりする際、われわれはただ作業をさっさと終わらせたいだけだ。GWT 2.0 の目標は、より高速なアプリケーションを構築するとともに、その動作を高速化させることにある」 Glazer 氏は、Google 自身が『Google Wave』の構築や『Google AdWords』の広告主向けインターフェースの刷新に GWT を利用したと明かした。 Google で GWT 担当製品マネージャを務める Andrew Bowers 氏の説明によれば、Google は GWT 2.0 において、新たな宣言型ユーザー インターフェース (UI)『UiBinder』を追加したという。 UiBinder により開発者は、UI を XML テンプレートとして記述したり、ウィジェットを組み込んでアプリケーションのロジック部分にあたる Java クラスへの関連付けやバインドを行なったりできるようになる。ここで実現できるのは、プレゼンテーション層とアプリケーションのロジック層を分離することにより、イテレーション開発に要する期間を短縮することだ。 GWT 2.0 におけるその他の重要な改善点としては、コード分割によりアプリケーションを段階的にダウンロードできる機能がある。アプリケーションの読み込みや起動時間は、現代の Web アプリケーションにおいて問題となる場合がある。実現可能な解決策の1つは、コードを分割することにより、まずは起動に必要なコードだけを読み込み、必要に応じて残りを段階的に読み込むことだ。 関連記事
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