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Linux カーネル仮想化、企業の関心は『Xen』から『KVM』に移行IBM や Red Hat といった大手ベンダーが採用し、開発を後押ししていたテクノロジと言えば、5年前にはオープンソースの『Xen Hypervisor』が筆頭だった。しかし、2010年の今、状況は一変し、競合プロジェクトの『KVM』が、IBM と Red Hat の両社だけでなく、Linux エコシステムを形成する他の多くの企業の注目を集めている。
IBM で仮想化担当主任アーキテクトを務める Mike Day 氏は10日、Red Hat が主催する『Open Source Cloud Computing Forum』における講演で、2009年には KVM の開発コミュニティが非常に活発化して、さまざまな組織に広がったことを指摘した。 Day 氏がプロジェクトのメーリングリストを調査して KVM 開発の活動状況を評価したところ、884名ものユニークユーザーがメーリングリストに参加していたという。この数は、実際に活動している KVM 開発者の数とほぼ同じだ。参加者のメールアドレスは382種類のドメインに及び、その地域も250〜300か所に分散している。Day 氏によれば、KVM には個人の協力者だけでなく、大企業から政府機関や教育機関まで、さまざまな組織が参加しているという。 Day 氏はこのデータを利用し、開発者用メーリングリストにおける活動状況から見て KVM への貢献度が高い4つの企業を知ることができた。1位は Red Hat で、2009年にメーリングリストで交わされた全1万8303通のメッセージのうちの9471通、およそ52%を占めていた。 KVM に対する Red Hat の関心が高いのは、同社が2008年に1億700万ドルで Qumarent を買収したことも一因となっている。Qumarent は KVM テクノロジを生み出したベンダーだ。Red Hat が2009年9月に『Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.4』をリリースしたとき、KVM も RHEL プラットフォーム上で推奨される仮想化方式となった。 しかし、KVM の開発で活発に活動しているのは Red Hat だけではない。Day 氏が作成したリストによれば、IBM が2位だった。KVM 開発者のメーリングリストで同社がやり取りしたメッセージは1382通で、全メッセージの8%を占めている。また、Novell と Intel はそれぞれおよそ5%で、同率の3位だった。 関連記事
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