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2010年3月4日 12:00

Microsoft が『MS10-015』パッチを再公開

Microsoft は2日、いったん取り下げたパッチを再公開した。具体的にはセキュリティ情報『MS10-015』の修正プログラム (MS10-015 パッチ) で、適用した一部の『Windows XP』ユーザーから、再起動の繰り返しやブルースクリーン クラッシュといった障害が生じるとの報告が出ていたものだ。

Microsoft のセキュリティ エンジニアたちが問題の障害を調査したところ、ユーザーのパソコンがルートキットと呼ばれるマルウェアに感染していると、クラッシュや再起動が生じると明らかになった。

Microsoft は自動更新サービスを通じた MS10-015 パッチの再公開にあたり、『Alureon』というルートキットの存在をチェックするようにした。同社に取材したところ、Alureon を検出した場合、MS10-015 パッチと互換性のない OS だと告げるメッセージを表示するという。

同社セキュリティ コミュニケーション担当上級マネージャ Jerry Bryant 氏は、声明のなかで次のように語った。「『Automatic Update』の検出ロジックにより、OS のファイル構成に異常が見つかった場合、更新を中止して別のサポートオプションを示すエラーメッセージを表示する。この場合には当社の顧客サポートが対応にあたり、影響を受ける顧客の問題を個別に解決する」

MS10-015 パッチのインストールによって生じる問題は、Microsoft が2月の月例更新を行なった直後に判明した。

該当のパッチは、17年前から Windows に存在していた脆弱性に対応したものだ。この脆弱性は、つい最近見つかった。

多くの XP ユーザーのパソコンでは、MS10-015 パッチをインストールした直後から、システムが際限なく再起動を繰り返し、「死のブルースクリーン」(BSoD) と呼ばれる障害が発生した。この障害は、MS10-015 パッチをインストールした XP 環境でのみ生じていたことから、多くのユーザーはパッチ自体に原因があると訴えていた。

そこで Microsoft は、該当パッチの自動更新サービスを通じた配布を停止し、問題の調査にあたっていた。

なお Bryant 氏によると、エラー扱いにするのではなく、自動的に Alureon を検出して除去できるよう対応に取り組んでおり、数週間中には実現するという。

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