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ただものじゃない!インテルの新プロセッサー「Core i7-980X」が最強最速な理由
2010年3月17日、自作パソコンユーザーに衝撃が走った。コンシューマー向け PC 市場におけるインテルの取り組みを説明する「IA プレス・ミーティング」において、エントリーモデルのプロセッサーとなる「インテル Core i7-980X プロセッサー エクストリーム・エディション」の説明会が開催された。
・インテル 吉田社長が語る!最強最速プロセッサーの魅力とは…。
会場では、インテル 吉田社長が自ら秋葉原のパソコンショップへ赴き、パソコンのパーツを購入して組み立てた Core i7-980X 搭載の自作パソコンを紹介するなど、同プロセッサーに対する並々ならぬ意気込みが感じられた。それもそのはず。「Core i7-980X」は、コンシューマー向けの製品としては、最強最速のプロセッサーだからだ。
しかし、パソコンに詳しい人でも、どれくらい凄いプロセッサーであるのかを、詳しく説明できる人は少ないだろう。そこで今回は、自作パソコンを究極の爆速マシンに変えてしまう、最新プロセッサー「Core i7-980X」にフォーカスしてみよう。
■「Core i7-980X 」を支える3つの技術
「Core i7-980X 」には、さまざまな最新技術が盛り込まれているが、数ある技術のなかでも中核をなすのは、次の3つの技術だ。
(1)キャッシュメモリーを強化 - 3次キャッシュ
プロセッサーの処理を高速化させる技術には、「キャッシュ」と呼ばれるものがある。キャッシュは、データを一時的に記録して、必要なときにキャッシュから読み込むことで、処理速度が劇的に上がるのだ。
「Core i7-980X」は、CPU コアで共有する内蔵の3次キャッシュを8メガバイトから12メガバイトへ増やすことで、メモリーモジュールへのアクセスを軽減してパフォーマンスを向上させた。
(2)疑似12コア CPU として動作 - ハイパースレッディング
「Core i7-980X」は、32nm プロセスによる初めて6コアのデスクトップパソコン向け製品であり、最大の魅力は12スレッドのマルチタスクが可能な点だ。
12スレッドとは、マルチスレッド対応アプリケーションにおいて、CPU が同時に12の異なる処理を実現できるということ。インテル Core i7-980X プロセッサーひとつで、なんと、シングル CPU の12個に相当する。
(3)オーバークロックを自動化 - ターボブースト
ある意味において、おきて破りの機能ともいえるのが「ターボブースト」だ。ターボブーストは、一時的にプロセッサーのクロックを上げる(オーバークロック)機能だが、そもそもオーバークロックはシステムが不安定になる危険性があるため、一昔前までは推奨されてはいなかった。
しかし、技術革新により状況が一変した。「Core i7-980X」の場合、マルチコア未対応のアプリケーションでは、あまっている CPU コアの電力を動作中の CPU に供給して、CPU コアをオーバークロックの状態にする。マルチコア対応のアプリケーションであっても、各 CPU コアに掛かる負荷が低ければ、自動的にすべての CPU コアをオーバークロックの状態にできるのだ。
■どれぐらいのパフォーマンスが期待できるか
「Core i7-980X」が高性能なプロセッサーであることは理解できたが、デスクトップパソコンが同プロセッサーを搭載すると、どれくらいのパフォーマンスが期待できるのだろうか。
パフォーマンスはプロセッサーだけでなく、グラフィックスカードやマザーボードなどのパソコン環境の違いで大きく異なるが、インテルの公式な発表では、前世代のハイエンドプロセッサーと比較して、ビデオ画像への映像効果で34%(Adobe After Effects)、3Dレンダリングで37%(CINEBENCH 10.0)、ゲーム用の計算や人工知能での利用で49%(3D Mark Vantage CPU)、処理速度の向上がみられた。
「Core i7-980X」は現在、デスクトップパソコンのみの展開だが、これまでがそうであったように、ノートパソコンの世界でも今後、同プロセッサーの技術を搭載した新プロセッサーが登場してくる可能性も高いと言えるだろう。
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| Core i7-980X |
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しかし、パソコンに詳しい人でも、どれくらい凄いプロセッサーであるのかを、詳しく説明できる人は少ないだろう。そこで今回は、自作パソコンを究極の爆速マシンに変えてしまう、最新プロセッサー「Core i7-980X」にフォーカスしてみよう。
■「Core i7-980X 」を支える3つの技術
「Core i7-980X 」には、さまざまな最新技術が盛り込まれているが、数ある技術のなかでも中核をなすのは、次の3つの技術だ。
(1)キャッシュメモリーを強化 - 3次キャッシュ
プロセッサーの処理を高速化させる技術には、「キャッシュ」と呼ばれるものがある。キャッシュは、データを一時的に記録して、必要なときにキャッシュから読み込むことで、処理速度が劇的に上がるのだ。
「Core i7-980X」は、CPU コアで共有する内蔵の3次キャッシュを8メガバイトから12メガバイトへ増やすことで、メモリーモジュールへのアクセスを軽減してパフォーマンスを向上させた。
(2)疑似12コア CPU として動作 - ハイパースレッディング
「Core i7-980X」は、32nm プロセスによる初めて6コアのデスクトップパソコン向け製品であり、最大の魅力は12スレッドのマルチタスクが可能な点だ。
12スレッドとは、マルチスレッド対応アプリケーションにおいて、CPU が同時に12の異なる処理を実現できるということ。インテル Core i7-980X プロセッサーひとつで、なんと、シングル CPU の12個に相当する。
(3)オーバークロックを自動化 - ターボブースト
ある意味において、おきて破りの機能ともいえるのが「ターボブースト」だ。ターボブーストは、一時的にプロセッサーのクロックを上げる(オーバークロック)機能だが、そもそもオーバークロックはシステムが不安定になる危険性があるため、一昔前までは推奨されてはいなかった。
しかし、技術革新により状況が一変した。「Core i7-980X」の場合、マルチコア未対応のアプリケーションでは、あまっている CPU コアの電力を動作中の CPU に供給して、CPU コアをオーバークロックの状態にする。マルチコア対応のアプリケーションであっても、各 CPU コアに掛かる負荷が低ければ、自動的にすべての CPU コアをオーバークロックの状態にできるのだ。
■どれぐらいのパフォーマンスが期待できるか
「Core i7-980X」が高性能なプロセッサーであることは理解できたが、デスクトップパソコンが同プロセッサーを搭載すると、どれくらいのパフォーマンスが期待できるのだろうか。
パフォーマンスはプロセッサーだけでなく、グラフィックスカードやマザーボードなどのパソコン環境の違いで大きく異なるが、インテルの公式な発表では、前世代のハイエンドプロセッサーと比較して、ビデオ画像への映像効果で34%(Adobe After Effects)、3Dレンダリングで37%(CINEBENCH 10.0)、ゲーム用の計算や人工知能での利用で49%(3D Mark Vantage CPU)、処理速度の向上がみられた。
「Core i7-980X」は現在、デスクトップパソコンのみの展開だが、これまでがそうであったように、ノートパソコンの世界でも今後、同プロセッサーの技術を搭載した新プロセッサーが登場してくる可能性も高いと言えるだろう。
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