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Eclipse、ブラウザベースの Web 開発ツール『Orion』を発表

Sean Michael Kerner
 
 
非営利のオープンソース開発組織 Eclipse Foundation は、同組織の名を冠した統合開発環境 (IDE) ツール『Eclipse IDE』や、これに関連する各種プロジェクトおよびプラグインからなるエコシステムで知られている。そのほとんどはデスクトップ ベースだ。

一方、現在では、Web アプリケーションだけでなく Web 開発までもがオンライン化し、クラウドに移行している。このような状況を受けて Eclipse は11日、Web ベースの新たな開発プロジェクト『Orion』を発表した。

Eclipse のエグゼクティブ ディレクタ Mike Milinkovich 氏は、取材に対して「Orion はブラウザベースでオープンな全く新しいツール統合プラットフォームで、Web 内で Web を開発することに完全に特化している」と語り、「これは単に Eclipse をブラウザに取り込んだものではない。ツール統合とワークフローに新しい概念を取り入れ、デスクトップではなく Web の世界の慣用表現に即した、完全に新しいコードベースだ」

Milinkovich 氏は、クラウド コンピューティング、モバイル Web 開発、さらには JavaScript や HTML5、CSS などの技術について、ソフトウェア開発の未来を推進する重要な要素だと指摘した。同氏によると Orion は、これらの Web 関連技術に対応する開発者向けツールは Web 上にあるべきだとの認識から生まれたという。

「本質的に言えば、Orion はソフトウェア開発を Web 体験として Web に移行させるための取り組みだ」と、Milinkovich 氏は述べた。

開発ツールを Web 上に置くというアイデアは、それほど斬新なものではない。Mozilla は2009年、Web ベースの開発エディタを構築する取り組みとして『Bespin』を立ち上げた。Bespin はその後『Mozilla Skywriter』に名称変更され、現在でも開発が続けられている。
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