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Red Hat は「Red Hat Summit」を開催し、Linux 3.5はリリースが近づく
年間売上高10億ドルを誇る Red Hat が Linux ワールドのリーダーであることに疑問の余地はない。Linux ワールドの見どころは Red Hat だけではないのだが、場所が米国ボストンで、いまが Red Hat Summit の開催時期となれば、人々の視線が Red Hat に集中してしまうのは仕方のないことだろう。
Red Hat が毎年開催するユーザーイベントが先ごろボストンで開催され、同カンファレンスを後押しするニュースには事欠かなかった。
同カンファレンスでは、Red Hat は企業 IT 向けと開発者向けの OpenShift PaaS サービスを発表した。Red Hat はこの新製品を使ってクラウドに向けた開発と配備を日常業務の一部にしてしまうハイブリッドクラウド手法の実現を目指している。
Red Hat はまた、Red Hat Storage 2.0というストレージ製品も発表した。この新ストレージ プラットフォームはオープンソース Gluster 3.3リリースがベースになっていて、管理とエンタープライズ部分を一段と強化している。
イベント期間中、Red Hat のスタッフは Red Hat Enterprise Linux 7の今後の方向性に関する最新情報も公開した。Red Hat のフラグシッププラットフォームの次期メジャーバージョンには、メインシステムの1つとして Btrfs ファイルシステムが搭載され、Btfs が技術プレビューのままとなっている現行の RHEL 6.x からの変化が見られる。
Red Hat Summit は単なる新製品発表の場ではない。同社 CEO の Jim Whitehurst 氏が、ボルトとナットを例にとりながらビジョンに富んだ基調講演を行った。同氏は、1810年の自動旋盤の発明とクラウドの類似点に言及。旋盤が発明される前は、工業製品メーカーは、ボルトやナットなどの部品までも製造する必要があったと語った。だが、旋盤の登場により、製造メーカーは部品の製造から解放され、飛行機、列車、自動車といった製品の製造にフォーカス可能になった。Whitehurst 氏によれば、クラウドもコンピューティングに同じ変化をもたらすという。Whitehurst 氏は、次のように語った。
Red Hat が Red Hat Summit を開催しているころ、Linus Torvalds 氏は自身の歴史に新たな成功の1ページを付け加えていた。Torvalds 氏は先ごろ、Linux 3.5の5番目リリース候補版を投入している。
Linux 3.5カーネルの開発は5月の Linux 3.4リリース直後に開始された。
Ubuntu の開発者の間でも作業が続いており、Ubuntu 12.10「量子的なケツァール」も先ごろ2番目の節目(アルファ 2)に到達した。
Ubuntu 12.10はまだ開発が始まったばかりだ。3番目のアルファは8月2日の登場予定で、最初のベータは現在9月6日に登場の見通しだ。そして、最終リリースは現在10月18日に予定されている。
Sean Michael Kerner は、InternetNews.comの主任編集者。Twitter のフォローは@TechJournalist。
(本記事は、7月2日付けの英文記事を japan.internet.com 編集部が編集したものです)
1. Red Hat Summit
Red Hat が毎年開催するユーザーイベントが先ごろボストンで開催され、同カンファレンスを後押しするニュースには事欠かなかった。
同カンファレンスでは、Red Hat は企業 IT 向けと開発者向けの OpenShift PaaS サービスを発表した。Red Hat はこの新製品を使ってクラウドに向けた開発と配備を日常業務の一部にしてしまうハイブリッドクラウド手法の実現を目指している。
Red Hat はまた、Red Hat Storage 2.0というストレージ製品も発表した。この新ストレージ プラットフォームはオープンソース Gluster 3.3リリースがベースになっていて、管理とエンタープライズ部分を一段と強化している。
イベント期間中、Red Hat のスタッフは Red Hat Enterprise Linux 7の今後の方向性に関する最新情報も公開した。Red Hat のフラグシッププラットフォームの次期メジャーバージョンには、メインシステムの1つとして Btrfs ファイルシステムが搭載され、Btfs が技術プレビューのままとなっている現行の RHEL 6.x からの変化が見られる。
Red Hat Summit は単なる新製品発表の場ではない。同社 CEO の Jim Whitehurst 氏が、ボルトとナットを例にとりながらビジョンに富んだ基調講演を行った。同氏は、1810年の自動旋盤の発明とクラウドの類似点に言及。旋盤が発明される前は、工業製品メーカーは、ボルトやナットなどの部品までも製造する必要があったと語った。だが、旋盤の登場により、製造メーカーは部品の製造から解放され、飛行機、列車、自動車といった製品の製造にフォーカス可能になった。Whitehurst 氏によれば、クラウドもコンピューティングに同じ変化をもたらすという。Whitehurst 氏は、次のように語った。
「コンピュータの発明から60年、我々はようやく標準化された部品を手に入れようとしている。それが、『クラウド』だ」
2. Linux Kernel rc 5
Red Hat が Red Hat Summit を開催しているころ、Linus Torvalds 氏は自身の歴史に新たな成功の1ページを付け加えていた。Torvalds 氏は先ごろ、Linux 3.5の5番目リリース候補版を投入している。
Linux 3.5カーネルの開発は5月の Linux 3.4リリース直後に開始された。
3. Ubuntu 12.10 Alpha 2
![]() |
| ケツァール (量子的ではない) |
Ubuntu 12.10はまだ開発が始まったばかりだ。3番目のアルファは8月2日の登場予定で、最初のベータは現在9月6日に登場の見通しだ。そして、最終リリースは現在10月18日に予定されている。
Sean Michael Kerner は、InternetNews.comの主任編集者。Twitter のフォローは@TechJournalist。
(本記事は、7月2日付けの英文記事を japan.internet.com 編集部が編集したものです)
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