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2004年4月30日 00:00
Google は以前ほどよくない?――第4回 Search Engine Watch 賞(1)Search Engine Watch 賞は、Web 検索で優れた業績を残したサービスに与えられる。
2003年の受賞作品は以下の通り。
ベスト検索サービス賞 優勝:Google 次点: AllTheWeb、Yahoo 佳作:Ask Jeeves ベストメタ検索エンジン賞 優勝:Dogpile 次点: Vivisimo 佳作:Mamma ベストニュース検索エンジン賞 優勝:Google News 次点:Yahoo News 佳作:AltaVista News、Daypop ベストイメージ検索エンジン賞 優勝:Google Images 次点: AltaVista Images ベストショッピング検索エンジン賞 優勝:Yahoo Shopping 次点:Froogle、Shopping.com 佳作:Kelkoo、BizRate & mySimon ベストデザイン賞 優勝:Google 次点:Yahoo、AllTheWeb 検索プロバイダWeb マスター賞 優勝:Google 次点:Yahoo 佳作:Inktomi、AllTheWeb ベスト有償広告サービス賞 優勝:Google AdWords 次点:Overture 佳作:FindWhat、Espotting、Mirago ベスト検索ツールバー賞 優勝:Google、Groowe 次点:Alexa 佳作:Copernic Agent ベスト検索機能賞 優勝:Google Definitions、AllTheWeb URL Investigator 次点:Google Calculator、AllTheWeb Calculator 佳作:Google Web API、Ask Jeeves Dictionary Search ベスト専門検索エンジン賞 佳作:Internet Archive、Scirus、Google Groups ベスト検索サービス賞この賞は、優れたパフォーマンスで、 インターネットユーザーが World Wide Web から一般的な情報を得る助けとなった検索エンジンに与えられる。優勝:Google まず、マイナス面から話を始めよう。 Google の検索結果は以前ほどすばらしくないように感じるが、 これを証明できる統計はない。 Search Engine Watch は、 業界全体が認める検索能力(関連性)テストの実施を1年前に提案したが、 検索エンジン側は何の行動も起こしていない。 Google が以前ほどよくないという見解は、 個人的な体験と他の人から聞いた話に基づいている。 過去には思いもよらなかったことだろうが、 現在の Google では欲しい情報を見つけられないことがたまにある。 そして、 以前に比べて Google 以外の検索エンジンで情報を探そうとする場合が多くなっているかもしれない。 ここからはプラス面、 しかも非常にすばらしい Google のプラス面について述べよう。 Google は引き続き、 Web 検索を始めるに際し、 誰もが最初に選ぶ検索エンジンとなっている。 たいていの場合、探しているものは Google で見つけられる。 このサービスは検索インターフェイスに変更を加えず現状を保持しており、 他の競合検索エンジンがデザイン変更を頻繁に行っているような時代に、 安心して使えるものだ。 また、検索結果は総じて質が高く、 競合が追い求める手本となっている。 人気投票で Google は、 このカテゴリの優勝得票834票中70%を獲得、他を大きく引き離した。 昨年終わりの主要アルゴリズム変更で、 Google の無料リスティングからもれたマーケッターから激しく非難を浴び、 変更の結果 Google の検索能力が下がったという主張があるにもかかわらず、 この結果だった。 我々は読者の声に賛成し、 4年連続で Google がベスト検索サービス賞の優勝者にふさわしいと判断した。 次点:AllTheWeb、Yahoo AllTheWeb と Yahoo は、 人気投票でこのカテゴリの優勝得票834票中同率の6%を獲得し、 Google についで2位となった。 また、人気投票では直接次点サービスも選んでもらったが、 ここでも AllTheWeb と Yahoo は同率で、 「次点」得票664票中21%を獲得し、最も近い Google の15%を大きく上回った。 我々はここでも読者の声に賛成し、 両サービスとも次点受賞者にふさわしいと判断した。 AllTheWeb は関連性の高いフレッシュな検索結果を広範囲でリストアップしてくれる。 2003年初頭に URL Investigator など新しい機能が導入され、 デザインはきれいになり、 アドバンス検索ページが拡張されたことがすべて評価されている。 昨年に引き続き、カスタマイズとスキンオプションもすばらしい。 昨年も検討したが、 なぜ AllTheWeb を Google と同点優勝に選ばなかったのだろう? それはこのサービスの将来に不安があるからだ。 昨年 Overture に買収され、 その後 Overture 自身も Yahoo に買収され、 AllTheWeb は Yahoo をオーナーとして迎えた。 今や Yahoo の公の検索サイト3つ(残り2つはAltaVista と Yahoo 自身の検索サイト)のうち最も知名度が低く、 AllTheWeb は先に進むのを諦めかねないと懸念している。 Overture による買収後、 インデックスの拡大以外に新しい進展として大きなものが見られない。 Web 検索は変わらずすばらしいが、 Google は新たな分野で前進し、 ショッピング検索エンジンを発展させ、 ローカルサーチに着手している。 よって我々は、 AllTheWeb が好きだし、 検索エンジンとして2番目の選択肢としてとてもすばらしい、 あるいは実際は1番目の選択肢として大変優れていると読者に薦めるが、 これ以上の成長はないかもしれないし、 長期的にみると存続さえしないかもしれない。 AllTheWeb に投票した人からの8つのコメントが寄せられたが、 そのほとんどから、 AllTheWeb を使う理由は Google への不満であることがわかる。 以下にいくつかを紹介する。 ・Google は AdWords であまりに押しつけがましくなっており、 望ましくない広告を載せすぎる。 もはや信頼できず、ほしい情報を見つけるには、 Google の選択をすべて掘り下げて見なければならない。 ・Google は圧倒的な勝利者であった最後の3か月で惨敗してしまった。 現在は勝利者ではないけれど。 ・今年 Google の優位性は失われた。 ・ AllTheWeb は Google よりスパムが少なく堅実な仕事をする。 レイアウトとスキン特性がすばらしい。 AllTheWeb は公平な結果を表示し、 Google のように他の影響を受けることが少ない。 Yahoo はこの1年で大きく進歩した。 同社はユーザーにとって検索が重要な特性であることを再発見し、 「New Yahoo Search」キャンペーンでユーザーを取り戻そうとしている。 しかし Yahoo の中核は Google のままだ。 1年前にInktomi を購入したにもかかわらず、 ユーザーのほとんどは、 Yahoo が Google の検索結果に手を加えたものを得ることになる。 これで Yahoo はかなり関連性の高い結果を生むようになるが、 必ずしも独自の Web 検索を提供しているわけではない。 Inktomi の結果は、関連性の点で大変良い評判を得ているが、 3月終わりまでに Yahoo に登場するはずだ。 Yahoo は、我々がもっとも感銘を受けた Yahoo の売りである様々な専門別検索を強化する予定だ。 Web 検索以外にイエローページ結果、イメージ結果、ショッピング検索結果、 ニュースリスティング、 そして Yahoo の人間が編集した Web サイト論評すべてに、 タブで簡単にアクセスできるようになる。 また我々は、現在実験中の Yahoo インビジブル(見えない)タブ事業も気に入った。 これは、タブの死角で検索では見逃してしまうかもしれないその他の検索オプションのいくつかを表に出すという試みだ。 Yahoo が名づけた検索ショートカットでは、 地図、天気、ニュース、その他の情報に簡単にアクセスできる。 昨年発足した Overture Labs はYahoo Labs に生まれ変わり、 これは2002年以来 Google Labs が公に実験しているのと同じように、 Yahoo が長期的に検索技術の進歩を期待している表われでもある。 佳作 Ask Jeeves は、優勝得票のたった1%を獲得したに過ぎず、
3%を獲得した MSN、
AltaVista、
また Ask Jeeves が所有する Teoma さえも含めたこれらのサービスにかなり引き離されていた。
しかし、我々はこのサービスの過去1年における変化を評価し、
Ask Jeeves のみを佳作に抜擢した。
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