米国で初めてオンライン プライバシー法が施行米連邦取引委員会 (FTC) は21日、13歳未満の児童か
ら保護者の同意なく個人情報を集める商業ウェブサイトの取り締まりを開始した。
この取り締まりは、新しい法律、Online Privacy Protection Act (COPPA) に基づくもの。この法律は、児童からの個人情報を違法に集めるマーケッタ に対し、1違反につき1万ドルの罰金を課している。 FTC 委員長、Robert Pitofsky 氏は、この連邦法は、ウェブサーフィンをする児童とその保護 者を守るための、新たな盾となる法律だと語った。 「この法律は、オンラインにおける子供の個人情報の管理権を、保護者の手に取り戻すものだ。 この法律によって保護者は、誰が我が子の個人情報を集めており、その情報がどのように使われ ており、それがどう第3者に流れているかどうかについて、管理する手段を持つことができる」 と、 Pitofsky 委員長は語った。 FTC は、取り締まりにあたって商業ウェブサイトを監視する他、一般のインターネット ユー ザ、企業、消費者グループからの告発や苦情からも情報を得る、と語った。 America Online Inc. (AOL) は、個 人情報欄に13歳未満と申告した人々のプロフィールを削除したと発表した。一方、サンフランシ スコに拠点を置く、ティーンの出会いを提供するサイト eCRUSH.com Inc. は、保護者の同意を得るよりも、単 に13歳未満のメンバーのアカウントを閉鎖するほうを選んだ。 その他のオンライン企業は、連邦法に従うため多額のコストを負担している。8歳から14歳の児 童のためのポータルサイト、FreeZone は、新法 を守るためには約10万ドルかかるだろうと試算する。同社はすでに保護者の同意を求めてはいる が、今後は、プライバシー エリアを強化し、エリアへのリンクを分かりやすく、より大きくし な くてはならない。 ティーン向けサイト、Alloy.com を制作運営している Alloy Online Inc. は、約20万ドルをかけて COPPA に対応するという。Walt Disney Co. (DIS) の Disney.com など、その他のオンライン エンターテイ メント サイトは、情報収集方針を完全に変更しなくてはならず、新法に対応するためには50万 ド ルもの費用がかかるだろう。 COPPA が発効した結果、Disney の GO.com は、掲示板 への書き込み、チャット参加、電子メールアドレスの取得など、外部との交信がともなうあらゆ る活動に児童が参加する場合、両親のクレジットカード認証を求めることとなった。これは、 ESPN.com、ABCNEWS.com、ABC.com など、すべての GO.com 系列ウェブサイトで実 施される。 GO.com の副社長、Larry Shapiro 氏は、Disney は常に顧客を第一にすることを方針としてお り、この計画はオンライン拡大計画の一環であると語った。 「最初は Disney Online で、また今は GO.com で、我々は、インターネットでの安全とプラ イバシー分野におけるリーダーになろうと努力している。また、他のサイトに対しても、オンラ イン上の安全に関する革新的なソリューションを考案するようよびかけている」と Shapiro 氏 は語った。 GO.com と Disney Online は、1999年1月以来、Disney.com で児童が保護者の許可を必要と するオンライン活動に参加する場合、保護者に対して電子メールで承認するよう求めている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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