![]() ![]() ![]() ![]() 自社のサイトはスティッキーか?この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20010112/5.html
著者:三石玲子
国内internet.com発の記事
昨年、1昨年あたりのネットの流行語の1つが、「スティッキー」という言葉であった。
「ねばねばした」という意味である。これはアメリカでの話。大体1〜2年遅れで日本に到来するから、
今年の日本のコマースサイトのテーマは間違いなく「スティッキーさ」の確保だ。
サイトを「ネバネバ」「ペタペタ」させておけば、客は再び戻ってくる、ということで、
ハエ取り紙みたいなサイトを作りなさい、ということだ。
「何だ、当たり前じゃないの」というなかれ。このペタペタしたサイトづくりは相当に難しい。 まずは肝心のコマースの中身が充実していければならない。これはリアルであれ、バーチャルであれ、 小売業の基本である。店舗コンセプトは明確か、ターゲットは明確か、自社サイトの強み、 特徴は何なのかといったマーケティングの基本だ。 次いで重要なのが、コミュニティだ、という議論が巻き起こった。「ただ売るだけではダメ。 語り合いの場を設けなさい」ということである。 コンテンツも重要だ。コマースサイトではこれは情報の意味で使われる。実店舗ではおよそ不可能な 「商品に関する分厚い情報」を付けなさい、という議論である。 しかも「コンテンツ作成には顧客を参加させなさい。それが成功店のノウハウだ」という意見もある。 書店でいえば、読者からの書評が付く。あるいは玩具専門店では、 顧客である子供や母親がつけたレイティング(星印)が付くといった具合だ。 このそれぞれの頭文字を取って、3つのCこそスティッキーなサイトの基本である、 ということがしきりに叫ばれた。この3つのCを確保すれば、サイトは粘着性を増し、 顧客は再び戻ってくるというわけだ。 ネットユーザー自体も意外と粘着質で、店が気に入ると相当の確率で固定化する。店もペタペタ、 客もペタペタ。これがネットでのwin-winゲームということになる。 さて日本企業のコマースサイトだが、このスティッキーの意味を誤解している店が多い。 コマース部分は何が強みかわからないビンポケタイプ。情報もスカスカ。 コミュニティなど参加する気にもならない。それでいて、 固定化のためのポイント制などを導入したりしている。 おまけにあるコンビニサイトなどよくよく眺めると、1000点集めないと換金しませんなどと書いてあった。 100円で1点のポイントが貯まるので、1000点ということは10万円の買い物をしろ、ということだ。 自社のサイトが10万円分まで買い続ける魅力があるかどうかのチェックの方が先決だろう。 まずは自社の店がスティッキーかどうかのチェックが必要だ。結局は「ああ、いい店だな、 また行きたいな」と思ってもらえるかがすべてなのだ。ポイント制も結構だが、本末転倒なケースが目立つ。ペタペタ、ネバネバの要素をもう1度考えてみよう。 記事提供:M&M研究所
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