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米国中の人にタコスを無料提供?Web サイトにトラフィックを惹きつけるため、「メキシコスタイル」のファーストフード チェーン Taco Bell Corp. は、こんな宣伝活動を開始した ―― ロシアの宇宙ステーション
「ミール」が南太平洋に浮かぶターゲットにぶつかったら、米国内の店舗でお客さまに無料のタコスを1個ずつ
進呈いたします。
Taco Bell は、23日と専門家が予測しているミールの地球への落下に先立ち、オーストラリアの沖合の南太平 洋上に「無料のタコスはここです」と書かれた約12メートル四方の紫色のターゲット (牛の眼を象っている) を浮かべた。 キャンペーンの内容は、次のようなものだ。ミールのコアが大気圏に再突入し、牛の眼ターゲットにみごと命 中すれば、Taco Bell の加盟レストランで使用でき、タコス1個と無料交換できるクーポンを獲得するチャンス が米国中の人全員に提供される。 具体的な費用は明らかにされていないが、今回の宣伝活動は、こうした一斉キャンペーンが Webサイトのトラ フィック増大にどれだけ役立ちうるかを実証する効果を上げている。 それでは、もし万が一、ミールがターゲットに命中したらどうなるだろうか。米国の人口はざっと2億7560万 人。ニューヨークの都市部で売られているタコスが平均1個0.99ドルであることを考えると、Taco Bell は本来 なら売って稼げるはずのタコス2億7280万ドル分をただでばらまくことになる。ずいぶんと高くつくキャンペー ンだ。ただし、Taco Bell は万一タコスを無料提供することになった場合に備え、その損失をカバーできるだ けの保険をかけているという。 だがいずれにせよ、このキャンペーンはおそらくタコスの売上増には貢献するだろう。Taco Bell ではたいて い、タコスよりも別のトウモロコシ料理ゴルディータ ―― 少なくともこの記事を書いている記者はそれが間 違いなく Taco Bell で一番おいしいメニューと思っている ―― の方が人気があるからだ。 すなわち、万一タコスを無料提供するはめになったとしても、そのお客が一緒に1.29ドルのサンタフェ ビーフ ゴルディータと1.59ドルのソーダ Mサイズ、場合によっては、さらに値の張る4.65ドルのサンタフェ ビーフ ゴルディータ セットメニューなどを注文する可能性は充分に考えられるわけだ。その場合、5億2090万ドル〜 10億ドルもの売上増となり、これは Taco Bell の年間売上総額のほぼ5分の1にあたる。したたかな計算ではな いか。 関連テーマ 最新トップニュース
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