![]() ![]() ![]() ![]() ビギナーフレンドリーなECサイトを作ろう!この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20010608/5.html
著者:三石玲子
国内internet.com発の記事
高校時代の同窓会名簿を見ていたら、9割はeメールアドレスを記入している。女性の大半は専業主婦だから、
「フツウのオバサン」にも確実にネットワークが進展していると見てよさそうだ。
インターネットが日本でも始まったころ、最大の課題の1つは「オタク系男性」 からいかにユーザー層を広げるかであったのだ。中でも「女性の開発」は最重要テーマの1つ。 当時は「パソコンに家計簿ソフトをつけよう」「料理関係のサイトを紹介しよう」 など真面目に検討したものである。だが業界より消費者の方が意識が進んでいるのが常だ。 家計簿、料理へのニーズもさることながら、 メールが彼女たちの関心の対象となり着実にネットワーク化が進展していった。 政府の計画によれば、多くの国民は今後「高速大容量」 のインターネットを気軽に利用できるようになるらしい。ここで持ち上がってくるのが、 「一体それで何するの?」ということである。私たちはネットがなくても別に普段の生活には困らない。 ネット初心者を引きつける「キラーコンテンツは何か?」ということがやはり課題だ。 この魅力付けの重要な項目の1つが「ショッピング」である。これは間違いのないところだが、 ウェブの世界では「初心者を困らせるeコマースサイト」が急増中だ。これでは折角の魅力も台無しである。 初心者がまず悩むのが、トップページに突如出現する変なマークだ。 指定のプラグインをインストールしていないと、この禁煙マークみたいなものが現れる。 「プラグインをダウンロードしてください」などと書いてあるが、これでまず悩む。 「プラグインって何?」という質問を初心者からずいぶん受けたものである。 プラグインを入れたとしても変わることといえば、動画が見られること位。 えらそうにインストールを要求するほどのこともない。 次の悩みの種はやたらに要求される「ID」だの「パスワード」の類いだ。これがまた難しい。 多くのサイトでは、IDやパスワードの入力を要求する。要求する割には、 ID化のメリットがきちんと設計されているケースはごく少数。多くはサイト側の都合のようなものだ。 中にはパスワードを特定アルファベットの中から選ぶようなところもあって、 この入力作業で大概の初心者は挫折する。中には7回も間違えて、 もう2度と利用しないと怒っていた人もいた。 用語もやたらに難しい。いきなり「エキスパート検索」などと書いてあるが、 これまた何のことかわからない。商品分類の設計が下手で、 クリックを重ねても目的商品に到達しない事例も多い。これなどは初心者ならずとも頭に来る。 チェックアウトのプロセスがやたらに複雑なサイトも急増中で、 結果的に初心者に「ネットショッピングって何て面倒なの!」という印象を与えている。 1度、原点に戻って「パソコン初めて」の初心者の視点に立ってみよう。 デザイナーの自己満足や売る側の都合ばかりが優先されていることに驚ろくはずだ。 eコマースサイトは初心者には「謎だらけ」。ビギナーフレンドリーな視点こそ「勝ち組」 の必要条件になのだ。 記事提供:M&M研究所
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