インターネットが情報交換とサポートの手段に電話回線がほとんどつながらず、携帯電話も非常に混み合い不都合が出る中、インターネットは11日のテロ事件後、瞬く間にこうしたメディアに代わり、希望を与え、支えとなり、時には憤りを伝える情報伝達手段となった。
世界貿易センタービルもしくは近隣で働いていて助かった人々は、電話で家族に自分の無事を知らせることができず、第三者にことづてを頼んだ。こうした安否情報の伝達は、多くの場合 Eメールを使って行なわれた。 インスタントメッセージもまた、やはり電話回線のあまりの混雑ぶりに、途方にくれた人々にとって、重要な情報チャンネルとなった。テロ事件のニュースが次第に入るにつれ、人々はメッセージのやり取りを通じて、他の人の居所について知り得た情報を交換し合ったり、確かに起きていることとはいえ、にわかには信じがたいといった事件への驚きをやり取りした。 考え得るおよそ全てのメーリングリストで行き交うメールは、誰しもが気になる今回のテロ事件の話題に集中した。中には登録メンバーの安否確認の場として、メーリングリストを利用する者も現れた。連絡の取れない友人や家族あるいは同僚の消息を、誰か知らないかとメーリングリストで尋ねるといったことも行なわれた。メーリングリストに参加している人々の多くが、交通事情のために家に帰れない人たちへ、一時避難の場の提供を申し出た。大方のところ、人々はかかる事態への感情を分かち合い、支援する姿勢を表明した。 大手のポータルサイトは、今回のテロ事件についての考えを投稿できるチャットルームとオンライン会議室を設置した。Yahoo! が開設した掲示板には、12日の昼ごろまでに約3万4000件の投稿があった。信じられないという気持ちと嘆きを吐露する人もいれば、今回の事件に対する米国の反応は、いかにあるべきかを議論する人もいた。 関連記事 最新トップニュース
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