『Upside』誌、新オーナーのもとで発行継続資金枯渇で廃刊になってしまった『Industry Standard』のような運命を辛うじて回避し、『Upside』誌は発行を継続できることになった。ただし、所有者が代わる。
『Upside』の発行元 Upside Media (カリフォルニア州サンフランシスコ) に対する主要資金提供者である MCG Capital Corp. (バージニア州アーリントン) が、同誌およびその資産を、担保権行使の形で獲得したのだ。ただ、破産してしまった『Industry Standard』―― 破産申請後の運命は疑問視されている ―― と違い、MCG は『Upside』の発行を概ねスケジュールどおりに継続する計画であるという。 むろん、今までどおりというわけには行かない。MCG は、同誌の発行を監督するための会社 ―― 暫定的に Upside Media Acquisition Company (UMAC) と命名 ―― を設立した。UMAC は9月号から監督を始める。9月号は発行が遅れているが、数日中に発売される予定だ。 UMAC は、『Upside』発行継続のための資金、および他の債権者への支払い資金として MCG から受けた金額について明らかにしなかった。しかし、UMAC の指揮を執る Ed Ring 氏は internetnews.com の取材に対し、Upside Media の債務は「相当な金額だった …… 旧『Upside』は実質的に資金が払底し、新たな調達の方策を持っていなかった」と述べた。 Ring 氏はさらに、MCG が「実質的に担保権を行使し、Upside を復活させた再建させた …… 投資資金を回収するのが目的だ」と述べた。「Upside は非常に思いきったコスト削減を行なったが、いささか遅すぎたのだ」 Upside がとったコスト削減策には、従業員の大幅削減 (125人から25人) の他、今週はじめの Web サイト閉鎖などが含まれていた。 閉鎖されたサイト、『UpsideToday』は再開される予定だが、Ring 氏は「おそらく以前より野心的でない」フォーマットになるだろう、と述べている。 新経営陣およびオーナーは、改革を視野に入れ、Upside が近々、「来年までにはきっと」、黒字化に目処を立てることができる、と見ているようだ。 最新トップニュース
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