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2001年11月7日 00:00

日本の外からみる携帯電話の高機能化の行く末は?

著者David Haskinオリジナル版を読む海外海外発
将来の携帯電話利用像を描く調査レポートの発表が相次いでいる。各調査レポートが示唆しているのは、リッチメディアメッセージの交換が行え、Java も搭載しているような携帯電話が、世界を席巻するといったものだ。

まず、携帯電話の Java 対応に関する調査レポートを発表した ARC Group によれば、今後5年以内に、インターネットに接続できる携帯電話は、ほぼ完全に Java 対応機に移行するという。具体的には、2006年までに11億台以上の携帯電話が、Java アプリケーションを実行できるようになると、同社は予測している。

同調査では、日本の iモードユーザーのうち、800万人以上がすでに Java 対応端末乗り換えているという状況を取り上げ、今後世界中で Java 対応端末がどんどん登場するにつれ、日本以外の地域でも、同様の成功がもたらされると予測している。

また同調査では、Java アプリケーションの利用形態にも言及している。同社の予測によれば、2004年まではゲーム利用が中心で、その後位置情報を用いたサービス利用が主流になるという。

次は携帯電話による、メッセージ交換サービスに関する調査レポートを発表した Mobile Streams だ。同社は、現在携帯電話で行えるテキストのみのメッセージ交換サービス「ショートメッセージサービス」(SMS) から、多様なメディアを用いるメッセージ交換サービス「マルチメディアメッセージサービス」(MMS) への移行も、Java 対応と同様に、間違いなく訪れるとしている。

同調査レポートの著者 Simon Buckingham 氏は、「SMS から MMS への移行は、携帯電話市場での重要性という意味では、パソコン市場での DOS から Windows への移行と、同じくらい大きな意味合いを持っている。しかし、SMS の普及が世界中に広がりつつある中、MMS が主流といえるようになるには、後数年かかる」と述べた。

同調査では、MMS の普及にまだまだ時間がかかるのは、MMS に対応した携帯電話の登場が遅れているためだとしている。ちなみに世界初の MMS 対応携帯電話『Ericsson T68』は、発売予定が3カ月のびて、2002年の第1四半期末まで、お目見えは先送りとなった。Ericsson は、先送りの理由として、相互運用に関する問題を挙げている。

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