DoubleClick、『DARTmail』をアップグレードオンライン広告技術とネットワーク大手 DoubleClick (NASDAQ:DCLK) は、ASP 型 Eメール配信サービス『DARTmail』のアップグレード版を発表した。消費者データを顧客企業が有効に利用できるよう機能を強化したもの。
アップグレード版は『DARTmail 3.5』。何よりの特徴は、広告主やパブリッシャーに対し、顧客データのより高度な区分化を可能にするツールを提供し、より適正にターゲットを絞り込んだ (そして、理想的にはより効果的な) メーリングを可能にしようとしていることだ。 例えば、DARTmail を使うマーケッターは、デモグラフィック情報 (年齢・性別・職業・居住地など)、関心、行動データ ―― Eメール受信後に購入したかどうかなど ―― を基に区分化できる。このシステムはオフラインデータベースとの統合もできるため、マーケッターはオンラインメーリングをオフライン活動用にカスタマイズすることも可能だ。また、キャンペーン結果リポートもオフライン記録と統合できる。 今回のアップグレードは、製品にデータ統合機能付加を進めている DoubleClick の戦略の一環だ。例えば、オンライン広告配信サーバー『DART』の新バージョンは XML をサポートしており、理論的にはユーザーが同サーバーと顧客データーベースを同期させることもできるようになった。オフラインのデータベース部門『Abacus』も、複数のチャンネルから集まったキャンペーン関連データを統合できるツールを顧客に提供する。 DoubleClick の戦略の背景には、資金不足に悩むマーケッターに対してオンライン広告への支出を促そうと業界全体が取り組んでいることがある。その作戦のひとつがメディア横断的な統合機能だ。こうした統合機能は、オンラインとオフラインの複数チャンネルで宣伝広告活動を行なっているマーケッターに、投資回収率向上という利点を提供できる。そして、マーケッターは、オンラインとオフラインの両方で消費活動を行なっている顧客 ── だいたいにおいて単一チャンネル利用者より消費金額が大きい ── とのビジネス活動に役立てられるという利点も得られる。 他にデータベース統合機能や顧客区分化機能を強化しているオンライン広告会社には Responsys や Tacoda Systems がある。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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