Palm、ヨーロッパ市場のシェア回復Palm, Inc. (NASDAQ:PALM) はかつて PDA 世界市場で圧倒的なシェアを誇っていたが、この2年間他社に押され、徐々に後退しつつあった。だが同社は4日、ヨーロッパでのシェアは回復に向かっていると発表した。
同社は依然として、世界的にみて PDA のトップブランドの地位を守っているとはいえ、シェアは大幅に落ち込んでおり、特に昨年はひどかった。だがヨーロッパの調査会社 GfK Group の調べによると、Palm 製の PDA 製品は昨年12月と今年1月にヨーロッパ市場のシェアを伸ばしたという。 具体的な数値を挙げると、同社のヨーロッパ市場シェアは42.5%で、第2位の企業に対し約30ポイントの大差をつけている。直近の対象期間すなわち昨年10月11月と比べると、4.4ポイントの増加となっている。 他社が実施した一連の市場シェア調査の結果も、Palm がシェアを大きく落としたとはいえ依然世界のトップを固持していることに変わりないと結論付けており、今回の調査結果もそれを裏打ちする格好になった。たとえば Gartner Dataquest が2月に発表した調査結果では、2001年の Palm の世界シェアは38.6%で、12.6%だった第2位の Handspring を大きく引き離している。 Palm がシェアを落とした要因は、自らの技術がライバルの存立を招いた点がその一因といえる。たとえばシェアを大きく奪った Handspring の製品は、Palm OS を搭載する製品だ。しかしこのところの傾向としては、むしろ非 Palm OS 搭載機メーカーの台頭が目立っている。中でもプラットフォームに Microsoft の Pocket PC を採用した製品が、徐々にシェアを伸ばしつつある。具体的な機種を挙げると、Compaq の PDA 製品 iPAQ の世界シェアは10%に近づきつつある、という点で各種調査結果は一致している。 関連記事 最新トップニュース
|
|