『Trip.com』サイト再開、4000万ドルの広告キャンペーンCendant Corporation (NYSE:CD) 傘下の Trip Network, Inc. は、同社のオンライン旅行サイトのひとつ『Trip.com』を再開した。旅行サイト大手との熾烈な競争に伍するため、4000万ドル規模のマルチメディア広告キャンペーンを展開する。
Trip.com サイトは、2001年10月、Cendant が Galileo International を買収した際、その一部として姉妹サイト『CheapTickets』とともに取得していたもの。同サイトを本格的に宣伝されるのは、買収以来、今回が初めてだ。Galileo International は、予約流通システム (GDS) など旅行業界向け技術を提供している会社。 Trip.com サイト再開を後押しすべく、Cendant は、29日から『Portraits』と名付けた積極的な広告キャンペーンを全米規模で開始した。このキャンペーンは Grey Advertising のニューヨーク支社が設計したもの。テレビ、ラジオ、印刷媒体、オンラインという広範なメディアを通し、『There's Only One You』(1人しかいないあなた) のキャッチフレーズのもと、キャンペーンを展開する。このキャッチフレーズは、ユーザーが自分にあわせて利用しやすくできるのが売り物の、Trip.com サイトのパーソナライゼーション機能にスポットを当てたものだという。 Trip.com サイト再開の背景には、オンライン旅行事業の再評価がある。旅行業界が全般的に昨年9月11日のテロ事件以来大打撃を受けているにもかかわらず、オンライン旅行事業は Eコマースでもっとも有望な分野のひとつとの認識が高まっているからだ。 comScore Networks の調査によれば、2002年第1四半期、米国のオンライン旅行 Web サイトの売上げは約70億ドルに上ったという。これは前年同期と比べ87%増、前四半期比39%増だ。旅行分野は、消費者による E コマース支出の41%を占めていた。 調査会社 Nielsen//NetRatings によると、トラフィック数で先頭を行く旅行サイトは『Expedia』(NASDAQ:EXPE) で、今年3月のユニークビジターは1160万人を数えた。2位は『Travelocity』(NASDAQ:TVLY) の1020万人。3位はだいぶ離れて、『Orbitz』の660万人となっていた。Trip.com は、Nielsen//NetRatings のトップ10旅行サイトにはランク入りしていない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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