『MSN』と『Yahoo!』に、Ford の大型リッチメディア広告大手自動車メーカー Ford は、新型 SUV (多目的スポーツ車) 『2003 Ford Expedition』の宣伝のため、リッチメディア広告の「乗っ取り」を行なっている。舞台は2つの大手ポータルサイト、『Yahoo!』(NASDAQ:YHOO) と、Microsoft (NASDAQ:MSFT) 傘下の『MSN』だ。
この広告キャンペーンは、Ford の指定広告会社 J. Walter Thompson (JWT) がデザインしたもの。テレビのスポット広告で行なわれているのと同様、新設計の車輪や独立リヤサスペンションなど、2003 Ford Expedition の性能向上に焦点を当てる。こうした新機能を強調したリッチメディア広告は6日、両ポータルサイトのフロントページに掲載された。9日には続編が Yahoo! に掲載される予定だ。 Ford が Yahoo! のフロントページを「独占」するような広告を出すのは、今年が2回目となる。同社は昨年も、『2002 Ford Explorer』の宣伝のため、屋外広告に用いられた要素を取り入れた大型広告を Yahoo! トップページに掲載していた。両社は1999年から広告提携関係にある。 だが、MSN のフロントページにこうした広告を掲載するのは、今回の Ford が初めてだ。Ford の広告契約を獲得できたことについて、MSN は自社の技術の優秀性が要因だったと述べている。同社によると、JWT から広告要請を受けてから最終稿を完成させるまで約30日しかかからなかったという。これは、オフライン広告製作に費やされた時間に比べるときわめて短い。 米国第2位の自動車メーカー Ford は今、2000年に SUV 搭載したタイヤが原因で発生した事故や事後処理の不手際の後、ブランドイメージの回復と組織再編に取り組んでいるところだ。また、同社を含むビッグスリー (米国の3大自動車メーカー) はいずれも販売が芳しくない。今回の広告キャンペーンは、そんな状況に活を入れる意味もある。 関連記事 最新トップニュース
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