Webマーケティング2002年8月12日 00:00
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AOL、クロスメディア相乗効果に期待して『Winamp』を売り込み

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20020812/12.html
著者:Christopher Saunders
海外internet.com発の記事
America Online と Time Warner の合併時に盛んに謳われたクロスメディア相乗効果は、これまでのところ広告主や合併後のAOL Time Warner (NYSE:AOL) が見込んだほどには結果につながっていないようだ。それでも同社は、買収した Nullsoft が開発した音楽再生ソフト『Winamp』最新版の売り込みにクロスメディア相乗効果を活用しようとしている。

『Winamp3』のリリースにあたり、メディア複合企業 AOL Time Warner 傘下で Winamp3 の管理を担当する AOL 部門は、新機能を追加するだけでなく、同社姉妹企業のオフライン資産を活用して販促を繰り広げる。

販促活動の手始めとして AOL は、ユーモア雑誌『MAD Magazine』の50周年記念に合わせて Winamp3 を発売する。同誌は、AOL 傘下の Warner Bros. 部門に属する E.C. Publications が発行している。

AOL は MAD Magazine が用意した50種類の懸賞パックの抽選に、Winamp3をダウンロードしたユーザーが参加できるようにする。同懸賞パックには、MAD のトイレットペーパー、『MAD's 50 Worst Things In Music』(MAD 誌50年における音楽史上最低の出来事) を綴った記録写真集、MAD T シャツ、『MAD Neumanisms Ultimate Collector's Package』、および Warner Bros. に所属するアーティストの CD などが含まれる。

また、もうひとつのマーケティング戦略として、Winamp3のカスタムスキンのテーマに、MAD Magazine の他、AOL 傘下の New Line Cinema より公開されたばかりの映画『Austin Powers in Goldmember』や、同じくAOL 傘下の Warner Bros. Records に所属するミュージックグループ Red Hot Chili Peppers などを採用し、宣伝効果を狙っている。

Winamp 最新版は、AOL が将来アプリケーションやサービスを構築する際の基礎となる多くの新機能を搭載しており、今回の販促活動は、AOL が自社の音楽資産を再構築することに注力した動きの一つだ。

AOL は7月、インターネット ラジオサービス『Spinner』のブランド名を廃止し、同社が Web ポータル資産の主軸に据えている Netscape ポータルに統合した。同社はこの他、有料音楽サービスを近々立ち上げることも計画している。


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