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2002年の IT サービス市場成長率はかなり厳しくなる模様調査会社の IDC は、IT サービス市場の成長予測を下方修正した。わざわざこうした発表を聞くまでもなく、関連各社は IT サービス需要の冷え込みを実感しており、各方面にとってはなかなか気のめいる話といえる。
下方修正後の予測では、2002年全世界の IT サービス市場の成長率を6.7%としており、実に3.9ポイントもの下方修正となった。 また同社は、向こう5年間の長期予測についても修正したが、こちらの予測値はまさに希望のもてる内容となっている。同長期予測では、世界全体でみた IT サービスの市場規模が、2006年には5720億ドルにまで成長するとしている。同予測期間の年間平均成長率は、10.6%となる。 今回の予測下方修正は、元々2002年の IT 市場は比較的低成長としていた見通しが甘く、2002年の実情がかなり厳しい状況にあり、2003年までは同市場の回復が見込めないことを示している。同社 Worldwide Services 調査担当のプログラムマネージャー、Ned May 氏によると、別の見方をすれば今回の下方修正の内容は、2年間に及んだ IT 支出の減少サイクルが底を打ったことも示しているという。 同氏は、「各企業が修正した業績見通し内容を大きく外さない結果を出しつつあることから、当社では新たな事業投資が始まるとみている。とはいうものの、2003年前半まで新規事業投資の波は起きない」との見解を示した。 同社の修正後の IT サービス市場に対する展望では、世界各地域に対して例外なく成長率の予測を下方修正している。地域別にみると、2002年以降の IT 支出予測修正幅が最も大きかったのは米国で、続いて僅差でカナダの修正幅が大きかった。 IT 支出予測の修正幅が最も小さかったのは、日本、東ヨーロッパ、中東、アフリカとなっている。日本経済は現在酷く落ち込んでいることから、これを特殊事情として除外すると、アジア太平洋地域の IT サービス市場の成長率予測は、年間平均で20%強になるという。 関連記事
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