Webマーケティング2002年10月16日 00:00
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America Online、ポップアップ広告枠の取り扱い廃止

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20021016/12.html
著者:Erin Joyce
海外internet.com発の記事
世界最大手 ISP の America Online は15日、『AOL 8.0』提供開始イベントでポップアップ広告 (別ウィンドウが開く形式のオンライン広告形態) の取り扱いを廃止すると発表した。

同社 CEO の Jonathan Miller 氏はイベントに集まった聴衆に向け、「本日をもって、ポップアップ広告枠の販売を止める。ここに集まったみなさんも含め、ポップアップ広告の廃止を求める声は小さくない。会員の求めに応じるのが当社の方針だ」と述べ、利用者重視の方針を強調した。

同氏は何かと利用者から敬遠されがちなポップアップ広告を出さないことで、同社の広告クライアントにとってはむしろ、America Online の広告媒体としての価値が上がると述べた。すでに掲載契約が成立している分の掲載期間が完了次第、America Online ではポップアップ広告が完全に姿を消すという。

America Online に比べれば広告取り扱い規模は少ないとはいえ、今年7月には女性向けポータルを運営する iVillage が同じくポップアップ広告を廃止すると発表し、オンライン広告業界に大きな波紋を投じた。iVillage ではポップアップ広告に関する調査を実施し、回答を寄せた同サイトを利用する女性の大多数 (ほぼ全員) が反感を感じていると明らかになり、同種広告枠の廃止を決定した。

ポップアップ広告枠の廃止となれば、当然広告売上が減るわけだが、どれほどの規模になるのかが問題だ。前出した America Online の Miller 氏は、同広告枠の廃止によって生じる売上減の規模が、3000万ドル程度になると述べた。

ポップアップ広告はダイレクト広告 (売り出し広告や入会案内などダイレクトレスポンスを期待する広告) への適性が高いとして、同種広告を実施する広告主の支持は厚い。反面利用者 (消費者) の中には、声高にポップアップ広告対する不満を口にする向きもあり、同種広告に対する反発は広がっている。

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