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マーケティング2003年1月14日 00:00
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2003年のメールマーケティングのトレンドを予測する

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20030114/5.html
著者:ルートコミュニケーションズ 塚田耕司
国内internet.com発の記事
2002年は HTML メールマーケティング元年だったか。

2002年は HTML メールマーケティング元年?」 という内容のコラムを書いたのは、昨年の春でした。

その頃は、書いてる本人もそうなれば良いなという願望を混ぜつつ書いていたのですが、今改めて読むと、間違いなく昨年が HTML メール普及の最初の年になったと思います。 取り組みを始める企業様の数も増え、 改めて HTML メールという新しい可能性を秘めたマーケティングツールに対する期待を感じています。

企業の HTML メールの導入に関しては、 2003年前半は各社トライアルの時期、 後半は本格的な導入期…という流れで進行するのではないでしょうか?

現在、国内企業の発行するメルマガ全体に占める HTML メールの割合が10%程度と推測されますが、弊社では、これが2003年の末には米国に近い水準の40%程度にまで普及すると見ています。

2003年はどんな年になる?(メールマーケティング編)

2003年はメールマーケティング全体からみると、どんな年になるのでしょうか?

1. メールマーケティング戦略の見直し・再構築が始まる

さまざまなネットマーケティングの試みが浮き沈みしていく中、 ネット先進国米国においては、 メールマーケティングがその地位をますます確たるものにしています。

顧客とのリレーション深化のツールとして、企業にとってのメールマーケティングの位置付けが、WEB サイトの構築と並ぶ、 きわめて重要なものになってきたことは間違いありません。

そうした気運の中で、 従来のテキストメールに加えて HTML メールという選択肢が増えたことで、 メールコミュニケーションの枠組みがテキストに限定されたものからビジュアル表現を含むものへと拡張されました。 これによって、 企業にとってのメールを使ったコミュニケーション戦略は大きく様変わりします。

今までは、内容こそ違えど、読み物、お手紙、ニュース、 といった似たような雰囲気の「メルマガ」が多かったのですが、 今後は、ブランディング、プロモーションなど、 企業のコミュニケーション戦略全体の中に明確に位置付けられた様々なタイプのニュースレター(あえて、メルマガとは呼びません)が登場してくるでしょう。

2. 量から質への転換

すでにあちこちで書きましたが、 今のメールマーケティングの主流である「量重視」戦略から「質重視」戦略の転換が始まるのが2003年ではないかと思っています。

この「量」は配信先アドレスと配信回数の2つを指します。 今は出来るだけ多くのアドレスを収集して、 短いスパンでメールを送りつづけることで、 最終のコンバージョン数を上げていこうと考えている企業が少なくないのですが、 そのやり方は必ずしもエンドユーザーの利益と一致していません。 短期的にコンバージョンは上がったとしても、 長期的に見るとマイナスの側面も多いのが実情です。

「質」重視とはエンドユーザーのメリットを最優先に考え、 本当に情報を受け取りたいと考えているユーザーに、 クオリティの高いコンテンツを適切な配信間隔で情報提供を行っていくやり方です。 上の1に書いたメールマーケティング戦略の見直しの一環として、 短期的なコンバージョンよりも、 中長期の関係構築を主眼においてメールマーケティングに取り組む企業が増えてくるのではないでしょうか。

3. スパムメール、ウイルスメールの深刻化

スパムやウイルスメールがパーミッションベースのメールマーケティングに及ぼす悪影響が顕在化してくるのも、来年あたりではないかと考えています。

米国では、半数以上のユーザーが週に50通以上のスパムを受け取っているという調査報告もあり、非常に深刻な問題となっています。 そのため、スパムフィルタやアンチスパムツールの導入も進んでいるのですが、 それによって、 パーミッションを得てマーケティング活動を行っている企業のメールも排除されてしまうということも起こっているようです。 次バージョンのアウトルックのようにメーラー側でスパム対策を講じる動きも出てきており、その辺を視野に入れつつメールコミュニケーション戦略を考えていく必要も出てきています。

またこれは、2の「量から質へ」というトピックとも関係するのですが、スパムメールの配信数が増加してくる状況の中では、例えパーミッションを得ていたとしても、広告的な意味合いしか持たないメールを頻繁に送ることはブランドイメージの悪化につながる可能性がある、ということも念頭におく必要があります。

…とこのように予測を立ててみましたが、 いずれにしてもメール及び HTML メールを使ったマーケティングの重要性が増すことだけは間違いないと断言します。 「先んずれば即ち人を制す」の精神でメールマーケティング戦略再構築の準備に取り掛かられては如何でしょうか?



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